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なにを発信していいのかわからない人はすっぽんぽんになりましょう

noteを書こう、動画配信をしよう、SNS運用を始めようと思っても、いざとなると「はて、なにを発信すればいいのかな?」と足踏みしてしまう。

なぜなら見られることを意識してしまうからではないか。
だから「有益なことを発信せねば」とか考えてしまって、結局なんのネタもないと肩を落とし、手が進まない。

これだけ日々noteを書いているわたしでも、ちょっと仕事を意識した文章を書くとなると、たった300文字の自己紹介ですら頭から煙が出る。


わたしがnoteを書くのにあまり困らない理由は、完全に自分のための日記だと割り切っているからだ。
どこにでもいるような一個人、一ライターの日常なんて、文春砲を食らって炎上することもなければヤフーニュースに載ることもない。
つまり(ほとんど)誰も注目していない。
だから気楽に書ける。


言い換えると、noteを通じて誰かによく見られようだとか一切考えていないし、日々の記録として書いているから嘘を書いても意味がない。
パンツまで脱いですっぽんぽんになったわたしの脳みそをさらけ出しているようなものである。

だからなにを発信したらよいのかわからない人は、パンツを脱いで脳みそすっぽんぽんになることを勧める。
つまり、自分をさらけ出すということ。

もしかしたら「ここだけは見られたくない」部分もあるかもしれない。
別に無理しなくていい。
わたしだってちょっと見せたくないし触れられたくない部分もあって、まだそこはお披露目していない。
でもそれ以外は一糸まとわぬ自分をnoteにさらけ出している。

自分をオープンにするのって、案外なんでもないことだな、とついこのあいだ感じた。
ほら、ライブに行って「うぇーい」とかいってノリノリになるのが恥ずかしいっていう人も、1回「うぇーい」しちゃえば意外と平気だったりするじゃない?
まさに同じ感覚。


たとえばライターの自分=ライターという服を着た自分だとするなら、同じ服を着ている人なんてごまんといるのよ。
ライティングのノウハウなんてすご腕ライターの人たちが腐るほど発信しているのだから、別に自分がそれを発信する必要はないかな、と思う。
ライターという服を着たわたしは、一瞬にしてモブキャラに成りかわる。

でも本来わたしの脳みそは、わたしだけのものだ。
いったんライターというお洋服を脱いで、手にとってみよう。
どうしてその服が好きなの?
どうしてその服を選んだの?
その服を着るとどんな気分になるの?
このへんなら書けそうだし、それは自分にしか書けないユニークなことだろう。

今日わたしは仕事を通じて人生ではじめての経験をできたし、同時に失敗もしたんだけれど、結果的にとても楽しかった。
だってすごくおもしろいお話をふたつも聞けたんだから。
ライターをしていなかったらきっと味わえなかったおもしろさだろうな。

仕事を通じていろんな人の考えにふれられるところがライター業の好きなところだ。
あ、わたしって「知的なおもしろさ」を感じることが好きなのかも。
だったら今日みたいな案件は積極的に受けていこうかな。

「よかったな、楽しかったな」と思える案件(プロジェクト)に出会えたら、「なんでよかった?」を自分に尋ねてみると、自分が進みたい方向性を知るヒントになるかもね

ほら、書けた。
たった300文字足らず。
読み上げたら1分足らずだろう。

しょぼいと思いますか?
こんなこと発信しても意味がないと思いますか?

発信とは、きっとだんだんブラッシュアップされていくものですよ。
なんでもそうだけど、やってみて、続けてみて気づくことのほうが多いのだから。

大丈夫、最初のうちは誰も見やしないよ。
もし心配なら、誰にも知らせず、なんなら名前もアイコンも変えて、安心してすっぽんぽんになれる「プライベートビーチ」に身を置いてひっそり始めて、だめだと思ったらひっそりやめたらいいんだから。


あと、脳みそすっぽんぽんのメリットとしては
「あら、あなたのスタイルならこの服が似合いそうね」とか「あのお店に行けばあなたに似合いそうな服売ってるわよ」とか、客観的で的確な情報がまわりからやってくることだ。

自分が好きな服と似合う服は別物ってよくいうでしょ。
すっぽんぽんだと骨格も体型もなにもかも丸見えだからね。

見せたくない見せたくないと隠した状態じゃ、どの服がフィットするのかわかりにくいじゃない。
それで「あの人はわたしのことなにもわかってない」というのはお門違いよ。
あの人に自分をさらけ出していないのだから、仕方ないことなのよ。


まだまだ寒い日が続くけれど、脳みそはできるだけ薄着でいこうぜ。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが最近パンツを脱いだのはどんなときでしたか?
安心して自分をオープンにできる相手は、誰ですか?

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