夫婦そろってNEWアクションな週末
それは先週金曜17時すぎ、夫からの連絡であった。
「3月中に有休1日消化しろとの上からのお達しにより、月曜休むわ」
いやいや急すぎない?
前々から決まっていたのに伝え忘れられていたのか、あるいは本当に金曜に決まったのか。
せっかく夫が3連休になるのなら、そしてその事実がもっと早くにわかっていたのなら、わたしだって仕事を調整したのに。
残念がっても、もはや後の祭りである。
それどころか、月曜はいつもの平日として昼は打ち合わせを入れてしまったし、夜は勉強会の予定もある。
リビングとわたしの作業部屋は別室とはいえ、薄い引き戸1枚で隔てられているだけだ。
テレビの音も、ゲームの音も、貧乏ゆすりで床が連打される音まできちんと聞こえてくる。
…こういう言い方をしてはよくないが、夫に居られると集中できない。
3連休なのは夫だけだが、夫が在宅していることによってわたしのほうも3連休感が否めない。
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そこでわたしは夫がすこしでも出かけてくれるように画策した。
わたしがコワーキングスペースに出かけてもよいが、そうすると長時間車を使いっぱなしになる。
夫も「どこか出かけようかなあ」と言っているのだ。
後押しするのが最適解だろう。
夫がすこし前からジムに通おうかとぼやいていたことを思い出す。
「ジムでも入会してきたら?」と勧めてみると、意外にも乗り気になり、来るまでぷーんと出かけていった。
ジムに行き、スーパーを2軒はしごし、まるでわたしより主婦らしい行動パターンで長時間の外出となった。
…もしうまくいけば、毎週末、土日のどちらかは同じような行動をとってくれるだろう。
それはいい。がんばれ。(決して仲が悪いわけではない)
そもそも、夫はせっかく180cmの長身でスリムな体型だったのだ。
しかしこの頃はお酒の飲みすぎか運動不足か、はたまた加齢のせいか、それとも全部が原因なのか、顔もおなかもずいぶんまるくなってしまった。
「もったいないねえ」とちょこちょこ残念がってみたのだが、そのたびに「ええ感じに育ててんねん」と返事もまた残念なものであった。
その夫が、おなかをええ感じに育てるのを観念してジムに行くというのだ。応援する気しか起きない。がんばれ。(自分もジム通いがんばれ)
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わたしもわたしで、この週末は新サービスの開発に取り組んだ。
仲間と考案したサービスをいよいよリリースさせんと、せっせと手を動かして、無事にWEB上での公開にいたった。
あわせて、プロフィールも書き替えた。
文章にすればたった2文であるが、2日間をまるっと費やしたといっても過言ではない。
いや構想段階から数えたら、いったい何時間費やしたことか。
できれば土日は休みにしたいのだが、働くのがすっかりあたり前になってしまっている。
もはや休みにするのにちょっと抵抗を感じるほどだ。
だから、まずは仕事といっても締切を追うのではなく、できるだけ自己投資的な作業をしようと心がけている。
自己投資的な作業は楽しい。
なにもなかったところからアイデアが生まれる快感。
生まれたアイデアを形にしていく没頭感。
形になったときの達成感。
身のまわりのすべての作業がこうだったらよいのに、とさえ思う。
夫のジム通いも、わたしのあたらしい取り組みも、遅かれ早かれ芽吹いて花が咲きますように。
今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが最近取り組んだ自己投資はなんですか?
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