自由な人生が始まった①

早速、驚きがやってきた!ある日の午後だった。背中にポカポカとお日さまを浴びながら気持ちいいなぁ、なんて自由で幸せなんだろ♪たまたま友人から渡された本「七田式右脳開発・・・」タイトルはハッキリ覚えていない。「右脳はね、子供の時だけなの。大人になると全く機能しないのよね!」なのだそうだ。何のことかよくわからない、けど読んでみた。確かに小学生の男の子が遠くにいる人の身体の中が見えて、それに対応していることが書かれてあった。イメージをするとできるらしい。そこに書かれてあるようにゆっくり、ゆっくりイメージしてみた。なんかふわっとした気持ちになった、するとこの感覚、そう覚えている、確かに覚えている。だってそれは母のお腹の中、暗くてあったかくてふわっとしてゆらりゆらりとした感じ♪なんか懐かしいあの感覚、そうだよ、お母さんのお腹の中で待っているんだ、いつ出るんだろ?と思ったらスポッと、、、急に明るくなった白く長い割烹着のおばあちゃんの両腕に抱かれていた。(なんでおばあちゃんてわかったのだろう。2歳までしか一緒にいなかったのに〜その後は会っていないのに〜)愛おしくて愛おしくてという顔で大切に大切に♡わたしを見ているおばあちゃんの顔♡突如涙が溢れ止まらない、声を出して泣いた、いつまでも。。。いつまでも。。。涙が渇れるまで。しばらく経つと我にかえり『あぁ生きてて良かった!あれはまだ中学生だった。生きる意味を見出せなくて、、、貪るように本に逃げた。(生まれいづる悩み、一粒の麦死なずば、太宰治、トルストイ・・・でも、なにも見いだせなかった)あの時死ねなくて良かった!2回ともダメだったんだ。ダメで良かった!今命があって生きているからおばあちゃんの両腕の柔らかくあったかい温もりを感じている。私を愛してくれる人がちゃんといた!一人ではない、おばあちゃんのこの温もりが愛されている証。生きているからこそ感じるのだ。あの時命を絶っていたら、こんな温もりも愛情も感じることなく、孤独、ひとりぼっち、誰も助けてくれない。とさびしくあの世に行ってたんだなぁ。あの時2度とも死ねなかったのは、おばあちゃんが助けてくれたのかも知れない。実は、気が付かないけどみんなに助けられ、守られているのかも知れない。私は生きなければならない使命があるのかも知れない。だって今まで、何度かまさか!という場面に出会ったけれど、命を救われている。子供が持っていて、大人にはない右脳が働いたことも驚きだった。まさかの大人だって右脳は機能するということがわかった!そうだ、恩送り!もっともっとお役に立てることをしていこうと肝に銘じたのでした。

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