食事が全粥と固形のおかずになったり、点滴が取れたり。
退院の予定も見えてきた、入院9日目。

さようならする前のルート確保チャレンジ

朝の回診で、排液の数値が正常なので、心電図は今日まで、
ドレーンも明日にでも抜去しましょうと主治医。
やったー！　シャワー!!　シャンプー!!!

このまま順調にいけば、この週中にも退院かなとも。
え？　もう退院!?　まだ歩くとき、体は“く”の字だし、
スキンステープラーの抜鉤もまだですけど……。大丈夫なの？

点滴も今日の18時で外すことに。
でも、午前中に日勤の看護師さんが左手甲を見て、
むくんできたので、違うところから入れたい、と言われました。

もう一つ、確保されていた右手甲のルートは、むくみがあり、
痛みもあったので、たしか前々日に外してもらっていたんですよね。

それにしても、18時には取れるから、変えなくても良くない？
とは思ったものの、看護師さんの言うことだからと思い、
ルート確保を試みてもらったのですが……。
左腕内側の手首と肘のちょうど中間くらいに入れたものの、
それ以上針が進まず、断念。

午後、再び挑戦したものの、やはり針が進まず。
あと数時間後の18時で点滴が終わることはわかっていたし、
それは共有されているだろうとも思っていたので、
それは告げずに「このままではダメですか？」と聞きましたが、
やはり、今入れている場所（左手甲）がかなりむくんでいるので、変えたい、と。
しかし、午前と午後、二度とも失敗したので、
日勤の担当看護師さんの先輩看護師さんに左手甲を診てもらい、
主治医確認後、18時で点滴は終わりだから、そのままでいきましょう、
ということに落ち着きました。

おーい、日勤看護師ー。
先に点滴がいつまでか確認してからルート確保チャレンジしてよー。
採血もだけど、点滴のルート確保も失敗されると痛いんだよぅ。

食事

この日の朝までは今までどおり、主食なしのペースト状おかず。
昼からは、全粥と固形のおかずに。

3分粥をすっとばして全粥になりました。
しかも、初っ端の昼食から品数が多くって。
いきなり多すぎない？　ってびっくりしました。

全粥のおいしかったこと！
小分け梅干しペーストがついていたのですが、これがまたちょうどいい塩梅で。
退院後、最初の外来診察まではお粥推奨だったので、梅干しペーストが
近所のスーパーに売ってたらいいなー、欲しいなー（結局なくて買ってません）。

昼食からは味噌汁に具も入りました！
未だ決着しない水分問題があるので、最初に少しだけ汁を飲んで、
あとは具材だけ食べるような感じでしたけど。

この日の昼食後から、食後には腸がギュルギュルと激しく鳴るように。
食道から直で食べ物が流れ込むようになって、がんばって働いているんだなー、
がんばれー、がんばって働いてくれーと、心の中で腸に声をかけました。

出される食事の量は、ごはんや味噌汁、ものによってはおかずも
入院後手術前までに出されていた普通食の半分です。
そのさらに半分ほどしか食べることができません。
それで満腹。

しかも、30分かけて少しずつ少しずつ食べるのですが、
途中で食べることに疲れてしまって。
少し早食いになると腸からのどまで食べ物が詰まっているように感じて苦しいし。
この日も夕食にかけた時間が24分だったためか、単純に食べ過ぎか、
満腹感が半端なく、食後しばらく苦しかったのでした。