2024年1月雑感

子供2人が受験なので今年の元旦は1人で実家に帰省。地震には驚いた。

復興をどうするか立憲の米山議員が鋭い話題を提供。新潟で嫌というほど悩んできたやろし、思索の蓄積もあるだろう。米山さんは他のボンクラ議員とはIQ違いすぎてめちゃくちゃ嫌われてそうだけどアホみたいにイライラしてしょうもない敵ばっかり作らんとしっかり仲間を作ってもっと実行力のある立場にたってほしい。これから先に待ち受ける日本の撤退戦には官僚だけじゃなく十分にIQの高い政治家も必要なので頑張ってほしい。

アメリカのマーケットは出だし不穏だったけど、その後は堅調な動き。日本は中国売りのお金が回ってきてるのかすごく調子がいい。

株価好調、業績好調(一部除く)な中でのMicrosoft, Meta, Alphabetにおけるレイオフ。レイオフされた優秀な人間がまた新しくビジネスを起こして発展の連鎖をつなげていくんだろう。日本の発展が人口ボーナスの恩恵を受けただけで終わったのと大違い。

半導体やAI関連、電気関連を買いたかったけど目ぼしいのはどれも高い笑。医薬品銘柄を漁って、LNTHを先週購入。

Lantheusは主にラジオアイソトープを利用した診断薬や治療薬の開発および販売を行っている会社。ヒット作はPYLARIFYで、PSMAという前立腺(癌)で比較的特異的に発現しているタンパク質を認識する物質に放射性フッ素を結合させ、転移性前立腺がんを探すPET検査への利用が急速に広がっている。同じアプローチで治療用の放射線を発生するlutetium (Lu 177)を結合させた物質を転移性前立腺がんの治療薬として臨床試験中。先行薬がNovartisのPluvicto (lutetium Lu 177 vipivotide tetraxetan)で、2022年3月に承認され、2023年Q3には$256Mの売り上げ。前立腺癌は男性で高率に発生する癌なのでLantheusも成長を期待している。

先行薬Pluvictoの第三相試験(NCT03511664)ではイメージングによる無増悪生存期間の中央値がPluvicto群で8.7ヶ月、コントロール群で3.4ヶ月。LantheusのPNT2002は9.5ヶ月、コントロール群で6.0ヶ月 (HR: 0.71) (SPLASH study – NCT04647526).。コントロール群がNCT03511664とは随分違うのが実際の患者背景によるものなのかプロトコルのためなのかわからないけど、インパクトはPluvictoよりしょぼく見えてしまうのは否定できないかも。

面白いのはLantheusの放射性同位体オタク加減。Lu177だけでなく別の物質に131I (ARROW study – NCT03939689)をつけたりPSMA抗体に225Acつけたり、色々な標的に色々な核種くっつけて開発進めてる。
というわけで楽しみな企業と思い購入。さてどうなるか。

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