2023年にFDAで承認された新薬のまとめ

2023年には55個の新薬がFDAで承認されました。うち11個は日本でも承認されています。
55個のうち29個(53%)が低分子薬、11個(20%)が抗体薬、7個(13%)がタンパク質・ペプチド薬、4個(7%)が核酸薬、4個(7%)がその他でした。
核酸薬が増えてきましたね。

がん領域の新薬が16個(29%)、稀少疾患領域の新薬が10個(18%)、精神・神経領域の新薬が7個(13%)、感染症領域の新薬が5個(9%)でした。また、感覚器(全て眼科)領域、皮膚科領域、腎臓領域が3個、消化器、代謝内分泌領域が2個、血液、婦人科、免疫、循環器領域が1個でした。免疫については分類が難しいですね。潰瘍性大腸炎は免疫疾患ですが消化器に含めています。
稀少疾患領域、腎臓領域の増加、循環器領域の減少が印象的です。


2023年FDA承認薬


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?