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ふれない優しさ

ひとりが好き、人との距離感を大切にしたい

わたしのことをよく知っている人は納得してくれると思うのだけど、意外に思われることの方が多い気がする。

おしゃべりだし愛嬌はふりまくし、人の話を聞くのは楽しいと思うのだけれど、パーソナルな部分にどれだけ踏み込んでいいのかの距離感を掴むのが昔からずっと苦手だ。
わたしなんかが踏み込んでいいところなのだろうか、という自信のなさもあるのかもしれない。

高校時代お互いに1番仲良かったと思っている友達の恋愛事情もわたしだけ知らなかったりする。付き合った情報を別れてから聞いたり、共通の友達からしか情報が入ってこなかったり。
お互いに1番仲良かったよねって言い合っている仲なのにね。

相手の話を聞くことが、ただの好奇心からではないかと自らに問いかけたら、わたし絶対に好奇心で詮索したいだけだって答えになっちゃうんだよね。
だったら話してくれるまで聞かなくてもいいのかななんて。そうしているうちにいつの間にか違う子の方が仲良さそうにしてたりっていう寂しい体験もあるのだけれど。

もし相手が自分のことを話してくれるんだったら、わたしの価値観では分からないこと認められないことでも想像力を働かして否定しないことだけは気をつけたいと思っているよ。

最近のSNSは、価値観の違う人に対して優しくない世界が広がっているような気がして見ていると辛くなったりする。
自分の価値観を大切にしていけるのがSNSだと思うのに、勝手に踏み散らかすなよ…と思ってしまう。

冷たい人間に思われてしまうかもしれないけれど、わたしはあえてふれない優しさだとか発言しない優しさを大切にして生きていきたいな。

高校時代の友達に、全然詮索してこないから話さなくていいのがすごく楽だったって言って貰えたの今でも大切にしてるんだ。

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