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子どもの感性を大切にしたい

「すごいものを見つけたよ!見て!見て!」

シロツメクサに注目してみよう!

「なに?なに?」

「ダイヤモンド見つけた!」
なんと、シロツメクサの葉っぱの真ん中に雨水がたまっている様子を見て、ダイヤモンドと表現しているのだ。

「わぁ~!ホントだ!きれいだねぇ❤」
ダイヤモンドを見つけたのは、やんちゃ坊主の男の子
友だちにダイヤモンドを見せることができて、ドヤ顔だ。



「鳥の巣があるよ!」
「えっ!どこ?どこ?」
「ほら、そこの枝がYになっているところ!」
「・・・・・」私には何も見えない。どんなに目を凝らして見ても見えないのだ。
「ほら!お母さん鳥が、ひな鳥に餌をあげているよ。」
一瞬、A子ちゃん大丈夫だろうかと思ってしまった。
「あっ!お父さん鳥も来たよ!」

A子ちゃんは、空想と現実の世界が交差しているように感じた。そんなA子ちゃんに対して私は
「へぇ~、そうなんだね。鳥の親子がいるんだぁ。」
と共感することにした。


木の根っこ そこに顔をがあるのが見える?

「ここが目が、ここが口。顔があるよ!」
と教えてくれたのは、B子ちゃん。
「あぁ、ホントだ。よく見つけたね。」
普段は、何気に見ている木の根っこに顔を見つけたB子ちゃん。満面の笑みで教えてくれた。


これら3人の子どもの様子は、昼休み時間に校庭で一緒に過ごした時の出来事。それぞれが素敵な感性を持ち合わせているなぁと感じた。
休み時間には、子どもの素の姿が見られる。授業中には、なかなか見られない姿。そして、何よりも自分が見つけたことを得意げに話す笑顔が素敵だ。

学校での仕事は、忙しさに追われる毎日だが、休み時間に子ども達と一緒に過ごす時間も大切だなぁと感じた。
自然を楽しむ豊かな感性を持ち合わせている子ども達とその空間を共有し、「素敵だね❤」とフィードバックしてあげる。子どもの感性を育てることをこれからも大切にしていきたい!と改めて思ったよ。



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