こんばんは。 noteさん。

雨のあとの夜明けとともに、忘れかけていた夏が賑やかに戻ってきました。
光を浴びた朝顔は、待っていたように、空に向かってラッパを鳴らします。


長い雨が上がったら、空気も気分も、
少しだけ、軽くなったみたいです。

明るくなった、この部屋で、
今日は、ただひたすらに、
お手紙を、書いていました。

昨日は、買いためていた、カードと封筒を選んで、
一昨日は、住所しらべの、年賀状を探していました。


今だけの、特別な、
とっておきの、、、
そんなニュースを知ってしまった、から。。


オリンピック・パラリンピックの選手村に、
期間中だけの、郵便局があって、
そこだけの、消印がある、そうなんです。

もちろん、村には入れない、のだけれど、
郵送で申し込んだら、記念に押してもらえる、っていう、
なんとも嬉しい、そのシステム、に、
タットン、タットンと、
スタンプの、降る音が聞こえる、みたいに、
わたしの、わくわくが、鳴り始めました。


この、特別、を、誰に、届けようか。。

踊ったこころに、浮かんできたのは、
大切に、想ってきた、友人たち、でした。

住んでいる場所が変わったり、
大切なものを守る、それだけで精一杯だったり。
逢えなくなって、もう何年も、経ってしまいました。

最近は、メールでの、
短くて、お決まりの、文字と、
年賀状のやりとり、になっていたけれど。

細くても、繋がっている、その先の、、
見えない、ほほえみを、
もう一度、見たくなりました。

ちょっとだけ、くすぐったい言葉も、
青くて懐かしい、昔の話も、
一緒に迎えたい、未来のこと、だって。

お手紙で、なら、
わたし、のままに、
伝えられる、気がします。


あの頃に、巻き戻って。


白い封筒と、メッセージ。
せっかくだから、記念の切手も貼りました。
久しぶりの、万年筆は、うまく使えなかった、けれど。

こんにちは。

そんな書き出しの、何でもない、ことばを、
思いのままに、綴りました。
久しぶり、の、はにかみを、隠した、
こじつけの、エピソードを添えて。



日付が、今日に変わった、その頃に。

いくつもの、再会を詰め込んだ、茶色い封筒に、
東京行きの、宛名を書いていたら、
この、素敵なチャンスを、誰かに、伝えたいって、
思ってしまいました。


相変わらずの、ギリギリの、
思いつき、なのです。



こんな、まいにち、だから。

なかなか逢えない、あの人に、
連絡が途絶えてしまった、あの子に、
ありがとうって言えてなかった、そんな方に。

ちょっとだけ、勇気を出して、
ちょっとだけ、時間をかけて、
ちょっとだけ、想いをとじ込めて。


今日の、消印有効の、
二度とない、この、タイミングで。


あなたが想っている、誰かと、
繋がることが、出来ますように。



大急ぎ、で！！



追伸。
８月25日に伝えたかった、
あなたへの、ほやほやな、気持ちを、
あわてて、詰めました。




-thanks-
簡単で早く正確に、どうやって伝えればいいのか、分からなかったので、
日本郵政のURLを貼りました。(この方法で、大丈夫なのかな。。。)
この情報は、喫茶手紙寺分室さん、の記事を読んで、知りました。
心がつながっていく、素敵な情報を、ありがとうございました。

(　8/25　にて申し込みは終了しています。参考として、ご覧ください。)
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https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/fuke/detail.php?id=1453

https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2021/00_honsha/0621_01.html