見出し画像

ラップバトルブレイクミリしら感想

はじめに

バイトの休憩が毎回正午過ぎになるので、私はいつもこの時間にTwitterでカリスマ公式アカウントを検索し(※フォローしていないので毎回検索している)一番最初の告知ツイートだけチェックして更新タイトルとなんとなくの回の雰囲気を確認している。ブレイクの日も同様だ。
全てはネタバレを食らわないためだ。

ただ今日は休憩に入るのが遅かったので、公式がもう固定ツイートに“例のアレ”を貼ってしまっていた。

「ラップバトルブレイク」。

衝撃すぎ!!!!!!!!!

これは家に帰って腰を据えてじっくり聞かねばならんと思いつつももう薄目でブレイクビジュアルも見ちゃったし……なんか七人みんないるっぽいし……薄目で見てる限り理解がアホクソめちゃくちゃかっこいいし……

ということでこれは初見感想よりも前の「ミリしら感想」です。

理解がほぼ左馬刻様に見える


ちなみにブレイクビジュアルですが、薄目なのでこの程度しか認識できていません(このぼかし画像も薄目で作っている)。
タイトルとブレイク名とコンテンツの話をして終わる。

ペンは剣よりカリスマブレイク

「ラップバトル」である。正直これがとても胸に来た。

最初は「何をアホなブレイク名にしとるねん」と思ったけど、「バトルできるってすごいことじゃないか?」と思い始めたからである。

前回の伊藤ふみやは迷って揺らいだことから、中神総右衛門に協力して六人を裏切るかのような様子を見せた。

正直、この告知ツイートを見る限り、流石に前回の裏切りは展開は続かないと思うのだが……

でももし前回の下りが七人の間で口裏合わせてやってたことだったとしても、ふみやがあのとき話したことの全部が狂言で、嘘であるとはどうしても思えない。

思えば#75、2ndシーズン開始早々からふみやは揺らいでいた。

#75 「帰りたい」より

このときから、ふみやの中で総右衛門の申し出が無視できない引っかかりになっていたことがわかる。果てが#89である。

それが今は、「ラップバトル」をできるようになっている。(らしい。なぜなら聞いていないので。どういう経緯でラップバトルブレイクしてるのかわからんので)

ラップバトルは主張のぶつかり合いである。相手がぶつけて来た言葉を受けてなお折れずに自分の主張をぶつけなければ勝てない。戦っている以上、とにかく口は動かさないといけない。言いたいことが分からなくなったらダメなのだ。(それで言うと、ふみやは1stシーズンの間はそれができていたのだった。絆が仲間で……になってしまってはいたが。)

だから、多分ふみやはこの回、「わからない」を脱している。もしも脱せてなくても、戦えるようになっている。解決はしてなくても、とりあえずでも足を進められるようになったのだろう

もうそれがわかった時点で、聞く前から充分かな〜という気持ちはある。聞くけど!

カリスマ(インザ)ハウス

2ndシーズンの七人は「超人的『シェアハウス』ストーリー」ってなんだったんだよといいたくなるレベルで彼らの家に帰れていない。#75で中神総右衛門率いる追っ手に不法侵入されたときと、#78で描きかけの絵を燃やそうと帰ってきた大瀬を追いかけたときに一回踏み入ったくらいだ。あとはもうずっと外、外、外。猿川の故郷にも天彦の実家にも帰ったが、「彼ら七人の家」には一度も帰れていない。

もう彼らの中で、七人で暮らしたあの家もまた、生まれ育った場所とは別に「家」になってるんだろうなというのは、#84でついこの間まで里帰りしていた猿川の「そろそろ家に帰りたいよな」というキュートすぎるセリフからもうかがえる。家なのだ。家に帰りたいのだ。

それを踏まえての、今回のタイトル。

「帰る」のか……!ようやく……!

2ndシーズン最初の話は「帰りたい」だった。
「帰りたい」に始まった話が、「帰る」で一応の決着を見ている(と思われる)こと、美しいな〜と思う……

ここでふと、「ラップバトルブレイク」ということばから想起された話をする。

ラップバトルブレイクと聞いて思い出したのは「in the house」というフレーズだ(in da houseと言う表記のほうがよく見るのだが意味は同じなのでより伝わりやすい表記を選んでいる)

これはスラングで、「〇〇 in the house」という使い方をして「〇〇参上」みたいな意味で用いられている。

でもこれ直訳すると「家の中」になるのだ。

ということは……もしかして「家に帰れた」ことを記念してラップバトルするんですか!?

いや特にラップバトルブレイク曲の歌詞を聞いていないので、歌詞中に「in the house」というフレーズが出てくるかどうかは知らない。彼らはとっくに顔見知りなので、わざわざ初知りの相手に告げるようにここに登場!みたいなことは言わないかもしれない。

でももしも彼らの長い逃避行の一時決着がついたその地点が彼らの家で、その際引き起こされたブレイクが「ラップバトルブレイク」であるというのなら。

カリスマハウスに登場!って、言ってほしいものである。

あとふみやの1stブレイクの曲が「When The Charisma Go Marching In」だったし、ワンチャンないですかね?「Go Marching In The Charisma House 」になったりしない?しないか〜……

兄の背中はいつも大きい

にしてもま〜とんだことをやっている。やれラップバトルブレイクだのカリスマディビジョンだの、ヒプノシスマイクがよぎるどころかヒプノシスマイクに寄せているとしかいえない。知らんけど。内容を見てないから。

多分他所がやったらアホみたいに炎上するが、こんな暴挙が許されるのはひとえに、カリスマくんがヒプノシスマイクの「弟分」だからである。AnimeJapanでも時間違いのお互いのコーナーにお互いのキャストが出張していたし。カリスマ陣営ではイベント、どころか最早メディアミックス恒例となったケツパラガス選手権が開催されていた。ゲストにくらい手加減してくれよ。あまちゃんになんてセクシーさせようとするんだよ。

なんというか……兄は兄で出てきたときは相当イロモノ感が強かったが、弟は弟というか……弟……

個人的な印象として、兄のヒプノシスマイクは裸足で未開の荒野を駆け抜けて誰も見たことのない景色まで連れて行ってくれるとしたら、弟のカリスマは要所要所で人の靴を履きながら寄り道しまくって最後には水のある場所にたどり着いている感じがある。何の話だ。
まぁ古今東西のネットミームやら面白ネタを使いまくり〜!こすりまくり〜!のカリスマの立場に立って考えてみると、自分にとって最も身近かつ大きな兄の靴、正直ず〜〜〜〜っと履いてみたかったしその機を伺っていたんだろうな〜!とは思うのだ。むしろよくここまで我慢したね!って言って頭を撫でてあげたい。香水までパロディするくらい節操なかったのによく我慢したよ本当に……

それにしても、ヒプノシスマイクがオフノシスマイクで、ディビジョンラップバトルもオフシーズンどころかマイクごとオフにされている世界線で、ラップ以外の音楽にフィーチャーしたアルバムを出そうと言っているときに、普段ラップ以外の音楽も扱っているカリスマがバチゴリラップバトルをしようというのはもうめちゃめちゃ面白すぎる。狙っただろ!流石に一回くらい話し合いしただろ!そのうえで……弟!どうせお前から「多分この時期にうちがラップバトルしたらめちゃめちゃウケると思うんだよね」って言ったろ!

やめなさい!ヒプノシスマイク世界において血縁における年長者はとにかく何をおいても年下のことを大事にしてるんだから!そんなヒプノシスマイクというコンテンツの「弟」として大立ち回りするのはやめなさい!

……でも、私はカリスマに対していつも「ここまでは流石に……と思ってたところを公式が超えてくる」という感想を抱いてたけど、ヒプノシスマイクを聞き出した頃のわたしもシンジュク・ディビジョンの幼馴染が近くに住んでるどころか同居してたと聞いたとき「オタクも流石にそこまで考えなかったわ」と言ったことがあるので、兄も弟も大差ないのかもしれない。

血は争えないってことだ。でもコンテンツ越境ラップバトルをするならぜひ血の争いも見せてほしいな〜と思うなどしている。


↑は?ここまででもう2000字書いてる 長っ 何一つ聞いてない視覚情報オンリーの感想でここまで書くなよ

おわりに

「カリスマディビジョン」というワード、本編及び楽曲で出たんだろうか冒頭で述べた公式アカウントの検索作業時に検索候補に上がってきたからあるものなのかと思っているけど、ファンが勝手に言っているだけだったらおもしろい。

それはそうと、ディビジョンって本来の意味では「区画」であり、「カリスマディビジョン」があるならそれは「カリスマの区画」ということになる。

この表記の感じなんかみたことあるな〜と思ったら

「神の領域」である。
おま……みんなブレイクするんか……?またあの異空間行くんか?
↑よくツイート見たら「伊藤ふみや主導で全員ブレイク」って書いてありましたね。失礼!


おまけ

曲タイトルが気になって見に行ったら曲タイトルからサムネまで思いっきりパロってた。

この動画「ヒプノシスマイク」って検索したらでてきたんだけど。検索汚染するな。本当にやりたい放題だな。これ絶対にディビジョン表記もやるだろ。このジャンルって本当にバカかもしれん。

でもそういうとこが好きだよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?