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詩片#5 「どこまで行っても俺のせいで俺のおかげ」

今日の詩片

「なあどうせ 誰もお前に興味なんてそんなないさ
どこまで行っても 俺のせいで俺のおかげ」

僕はつくづく思うのだけど、人は人にそんなに興味はないと思う。
大体みんな自分のことで精一杯だし、何の見返りも無いのにその人に関心を持つなんてことはそうそうない。

ここでいう興味っていうのは、その人と会ってなくても、何となくでも気にかけてる状態としよう。

そうなった時に普段気にしてる人の数なんて、5人もいればいい方だろう。
僕は冷たい人間なんだろうか。意外とみんなちゃんと人に興味があるんだろうか。

でもそんなに人のことばかり考えて生きていけるほど出来た人間じゃない。

なのに、
僕が売れないのはみんなが僕に興味を持ってないからだと言い訳したくなることがある。

最低な人間だと思う。自分のことばかりだ。

誰かのためを思う時間は僕の人生において少ししかない。ただライブで歌を歌ってる時は、毎回ではないけど誰かのため(もちろん自分のためを思ってる部分も大いにあるが)に歌えてる気がする。

話がちょっとずれたけど、とにかく興味を持てないくせに、興味を持ってほしいというエゴにまみれた自分がいる。

そんな自分にお前が売れないのはお前のせいだと言ってやりたくなったから、この言葉を書いた。

本当は、「どこまで行っても俺のせいで、人のおかげ」と言えるのが出来た人間な気がするんだけど、さっきも言ったように僕はそこまで出来た人間ではないし、今はそう思うより「俺のおかげ」と言ってしまった方が、自分を前に進ませられる気がしてる。

いつか「どこまで行っても俺のせいで、人のおかげ」と言えるようになりたいが、まだそうなるには早いと思うんだよなあ。


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今日の日記

・ライブに出た。あとで見直したけど、歌と演奏はまあいいとして、MCとステージングがよろしくなかったと思う。
他の演者さんのステージを見てて、思ったのだけど、僕のステージには「熱」がない。優しそうなお兄さんが優しい口調で喋って、歌ってるような感じがする。
歌だけ頑張ってる人だった。もっと臆せずに言葉を発すべきで、もっと全身で音楽をやるべきだ。恥ずかしがっている自分がいて、それが僕の恥だ。
もっと狂った方がいいぞ俺。


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