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ダイエットで自分は変わる(36)狩り場を考える

僕は普段の狩り場としてスーパーを主戦場としている。野菜と大豆製品、肉コーナー以外はあまり見ないため、スーパーでの動線も毎回ほぼ同じである。また、入手が難しい食材や調味料などはネットで購入しているので、たまにパンを買ったり外食をする以外にお金を遣う場面はない。残りはどうしているのか改めて思い出してみると、貰ったもので済ませている気がする(天の恵み)。

家計簿をつけたことはないし、現金は持ち歩かない〔出先でソフトクリームを諦めたことがあった)。当然財布を持っていないので、現金決済のパン屋に行くときは千円札をポケットに入れて臨むのだ。アニマリストがミニマリストと似ている点は、あまりお金を遣わないところだろう。もっとも、賢い消費者として最適化された振る舞いをする、という点で彼らには遠く及ばないが。

また、荷物を送るか(どうしても現金が必要な時に)ネット銀行を利用する以外にほとんどコンビニには立ち寄らない。しかし、行けばコンビニはいつも混んでいる。お弁当や飲料、タバコなど僕には必要のないものばかりで、目には映ってもまったく頭に入ってこない。僕の収入は中央値・平均値より少し高い。ということは半分の人は僕よりも低い年収であるということだ。ところが、意味のよく分からない食品・嗜好品、スマホ契約代金に何千円も支払っているのを見掛ける。その上、僕が意気揚々と愛車(スズキの軽)で乗りつけると、みんな立派なクルマに乗っているのである。どうやって家計を成り立たせるべきか、僕は見直すべきなのかもしれない。

スーパーだろうがコンビニだろうが、要するに習慣的な行動になっている。習慣化は規則性と結びつきやすいが、必ずしも規則的であることが良いとは限らない。同様に、食事の時間には必ず食べなければ、ということもない。腹が減っていないならば食べずに済ませてもいいし、これから長丁場だな、と分かっているならばたくさん食べたりおにぎりを頬張ったりすることも必要だろう。とりあえずご飯を炊こうとか、朝は必ずバナナ一本とか常習化しやすい悪習であると思う。身体への負担が軽く、楽に食べられる糖質はたやすく僕たちの生活に居座ろうとする。ここから抜け出すことには成功したので、経済的にもう少し洗練されたやり方を考えたい。

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