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人間ドックの再検査案内のお便りが「煽りセールスレター」でしかなかった件。

あーなんだです。

9月に受診した人間ドックに関して精密検査を受けよ、というお達しが今年の1月に来ていましたが、面倒なので無視していました。

重い腰を上げて3月にようやく大腸CT検査を受けたのですが。。。


■大腸CT検査の結果は…

その大腸CT検査の結果を今日聞きに行って参りました。

結果、特に異状なし。

ただ、CT検査の場合は、腸内の病変か便か見分けがつかない部分もある、腸の色は再現ができないため病変に気付かない可能性があるということでした。

いずれにしろまた人間ドックがあるので、本当に問題ありならまたひっかかるでしょう!と先生に言って帰ってきました。

■今回の再検査のお達しの内容

再検査のお達しは、会社と健康保険組合から来ていました。
最初に書いておくと、再検査のお達しをもらった人に法的義務はありません。
それを踏まえて再度お達しの内容を確認しました。

●会社からの再検査のお達し

こんな内容のお達しでした。

・健康診断で社員の健康状態を把握し、必要があると認められる場合には、就業上の措置(残業禁止、出勤停止等)を行うことが法令で義務付けられている
・治療・再検査等に関わる費用は自己負担(保険診療)

法令で義務付けとあるのは、会社に対する義務付けです。
紛らわしいですが、これが狙いです。
このお達しをもらった社員に義務があるかのように読ませたい。
しかし、社員については特段義務付けはされておらず、受けなくても罰則も存在しません。

●健康保険組合からの再検査のお達し

これはもうなんというか。。。
よくここまであからさまに恐怖をあおって来るなと。
人の心を捨てたのか!レベルです。
恐怖と煽り全開の性悪セールスレターでしかありません。
※このnoteのタイトル画像は実際のお達しの画像です

商品やサービスを売るセールスレターでよく使われる「PASONA(パソナ)の法則」というテンプレートのようなものがあります。

項目の並びには多少の違いがありますが、人間の感情を揺さぶって商品の購入やサービスへの申し込みをしてもらおうという内容は、今回のお達しも共通しています。

●「PASONA(パソナ)の法則」
・Problem(問題提起)

 見込み客の潜在的な悩みや問題点を指摘して認識させる
・Agitation(煽り・共感)
 問題点を煽りつつ、共感して感情に寄り添う
・SOlution(解決策)
 煽った後で、問題の解決策を提示する
・Narrow Down(絞り込み)
 購買意欲を高めるため、個数、期間、対象などを限定する
・Action(行動)
 行動を促す

このPASONAの法則の目で健康保険組合からのお達しの内容を見てみると…

●Problem(問題提起)
【恐怖】便潜血検査陽性だったあなたは大腸がんの可能性があります
●Agitation(煽り)
【恐怖】健康診断の便潜血検査で精密検査が必要と判断されました
【恐怖】精密検査を受けた人の約3人に1人からがん・ポリープが見つかっています。
※A4サイズで紙面が限られているためか、もしくは恐怖を増大させるためが、共感の要素はなし
●Solution(解決策)、Action(行動)
【行動】今すぐ精密検査(大腸内視鏡検査)を受けましょう。
 ※精密検査を受けましょうがSolution(解決策)かつActinon(行動)
●Narrow Down(絞り込み)
【安心】大腸がんは早期発見なら95%が治癒します。

書かれている内容の先頭にその文の性質を書いていますが、5行中3行が恐怖の内容です。
そして、セールスの世界で使われているPASONAの法則、ほぼそのまんまという。。。

少しでも早く検査を受けてもらって、早期発見・早期治癒を図ってもらいたいんだ…と言う優しい気持ちの表れなのでしょうか???

それこそ大事な命に関わる内容で、これほど恐怖を煽り立てるセールスレター?を送って来る神経が分からないですねぇ。

■今回の反省

今回の再検査に関する個人的な反省です。

反省① 再検査受診は法的義務でもないことに気づかなかった

会社からのお達しにも、健康保険組合からのお達しにも、再検査の費用は自己負担と書いてありました。

この時点で法的義務がないことは明白でした。
義務なら費用はおそらく会社負担となるところです。

そして、法的義務でもないので、再検査を受診しないからといって不利益な扱いを受けることはなかったのです。
無視し続けても特に問題はなかったと。

初めて再検査のお達しが来て冷静ではなかったようです。

反省② 実は恐怖マーケテイングを仕掛けられてビビっていた

今日検査結果を聞いて帰ってきて、昼をドカ食いしてから昼寝を3時間ほどしてしまいました。
なんだかんだ不安で、ストレスだったようですね。
口ほどにもない、面目ない。。。

こんなに脅すとはまったくヒドイやり方です!

しかし、このやり方は今に始まったことではありません。
ただ、コロナ騒動以降、以前よりあからさまに恐怖煽りがされるようになったのは、お気づきの方も多いのではないかと思います。
最近でははしかとか紅麹とか。
でもまぁ、地獄行きですね。仕掛け人と実行者の皆様は!ほんとに。

とは言え、医療に頼りきりになって、みずからの肉体・内面に意識を向けない人間に対するショック療法であることも間違いなさそうなんです(医療に限らず、いろいろな分野で自ら感じ考えなくなった人間に対するショック療法が行われているのが、日々のニュースからも読み取れます)。
そういう意味では、医療関係者の方々、お役目ご苦労様です、と言うのが正確なのだと思います。

■今と言う時代は異次元にスゴイ時代だ

コロナ騒動開幕以降、いろいろな分野、政治、経済、医療、教育、宇宙etcで、今まで疑問に思わなかったことに疑問を抱かざるを得ないことが増えたと思いませんか?

今などはまるでミステリー小説のネタバレを連日されているような感じがします。
と言うか、まんまそういうことなんですよね。たぶん。
その一方で、大事なことから目をそらせるためのような芸能ネタ(ジャニーズ、大谷問題等々)も数多く投下されていて、混乱してしまう状況でもあります。

いずれにしても、もう「陰謀論だ!」とか言っている場面ではない気がします。
目の前で起こっていることをそのまま見ることができれば、いろいろなことが明らかになるですが、そうは行かないのが生まれてこの方洗脳漬けのわれわれ現代人です。

今回の再検査のお達しもヒドイ恐怖煽りでしたが、レベルの低い煽りに乗り続けてきてしまた結果が今なんですよね。
コロナに関しては、政府、メディア、権威ある専門家が総出でプロパガンダをしたので、流れされたのも仕方がないかなと思う面もあります。
でも「無症状感染」「無症状の後遺症」なんてのが出始めたあたりでは、さすがに多くの国民に気付いてもらいたかったです。。。

いい病院もあり、いいお医者さんもいますが、それは一部。
それ以外はお金に魂を売り渡してしまったようで…。今もマスクをしないと診療してやらないみたいな病院も見られるようです。
本当にコロナ騒動以降明確に色分けできましたね。

現代医療の全面否定ではありませんが、ここらで医療をどう捉えるか、自分の肉体や健康・命をどう捉えるか、再考してみてもいい気がします。

さぁ、どうなるんでしょう。
この世界と言いますか、人類は。

大変でなかった時代はないと思いますが、今、そしてこれからはまさしく異次元の展開を迎えそうです。
目先4/8・9の日食、6/21の夏至、そして7月には日本で新札発行と意味ありげなイベントが目白押しです。

外側ではいろいろなイベントや事件やら災害やらあるかもしれませんが、視線はいつも内側に向けておきたいと思います。
外側の出来事に意味づけをして慌てふためくのは、自分がやっていることです。自作自演です。
何があろうとも、まずは落ち着いて見ていきましょう。


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