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言語の持つ深さ

今日久しぶりにオンライン英会話をやった。
日本で英語を教えていたというフィリピン人の先生で、30分だったが、とても楽しい時間だった。

意外だったのは先生も自分でも「英語話せてるじゃん」ということだった。
先生が言ってることは8割以上理解できたし、自分も言いたいことがほとんど言えていた。
たわいのない、自己紹介や身の回りの話は難なくできた。

しかし、会社ではそうはいかない。
私は会社で従業員と英語で話すとき、数フレーズしか話せなくてやきもきすることが多い。丁寧な表現がいいのか、フランクな表現でもいいのかわからなくなったり、従業員が言ってる英単語の意味が分からなくて一緒に作業して理解する事も少なくない。
人事関係の仕事をしているので労務の説明や採用のインタビューをしないといけないが、この辺はいつもカンペを用意して話すことが多い。
「もっと英語ができるようにならなくちゃ」と、いつもコンプレックスを抱えながら仕事している。

考えてみれば、私は韓国語やベンガル語もある程度流暢に話せるが、話せる場面は限られているように思う。
生活する分には問題がないが、ベンガル語の新聞はもう読めないし、韓国語も「この単語知らないな」という事も少なくない。

どの言語を学ぶのであれ、途中からはその言葉の深さの追求になるように思う。
言葉は使う人たちの文化や歴史などとも紐づいている。
文法やよく使う単語が話せたら生活に困らなくはなるけれど、現地の人と深い話をしようと思ったら、知っているべき単語数や社会的背景などは膨大になる。
日本語だって、多くの外国人が学んでいるけれど、本当に深い話ができるレベルの人はそう多くないのが実情だろう。

そういう点において、私の英語はビジネスで使うにはまだまだなのだ。
私の夢は海外に出張に行って仕事をすることである。
そのためにはまず国内で働く外国人従業員と英語で意思疎通ができるようになりたい。

今日、久しぶりに英語でレッスンを受けて本当に楽しかった。
もっと勉強しよう。
そう思えた30分だった。

#今年学びたいこと

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