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27歳、AMH0.01での不妊治療-4

#.ICSI①-2

やってきました採卵月!
採卵までは通院×服用薬×自己注射と盛り沢山。仕事との両立が大変だったなぁ。自己注射は自分で2種類の薬を調合して打たなきゃいけなくて、毎度溢さないよう慎重にやらなきゃだからなおさら憂鬱だった。ここまで頑張っても上手くいかないかもしれない、という不安が過ぎりながらも、出来る限りコンディションを整えながら生活してました。

来る採卵前々日。指定された時間に点鼻薬シュッと。当たり前だけど変化なし。これでいいんか?って感じ。前日もシュッとして、ソワソワする気持ちを抑え早めの就寝。ベッドの中で夫と「ついに明日だね」と期待と不安がないまぜになりながら話したことをよく覚えてます。

採卵当日。平日ですがお互い休みを取り2人で病院へ。

着いてすぐ夫は精採室に、私は安静室というベッドとロッカーとソファーのある小さい部屋に通されました。そこで下着を外し手術着(と言ってもバスローブみたいなやつ)に着替え、案内されオペ室へ。オペ室と言ってもそんな仰々しい感じではなく、手術台と麻酔や心拍の確認用機械類以外は割とシンプルでした。テキパキと準備は進みついに麻酔の説明。そして針を刺し、看護師さんのカウントに合わせて心の中で1、2と数えたところで記憶がプッツリ。正直人生初の全身麻酔で"もし効かなかったら""途中で切れたら"と心配してましたが、何にも心配いらなかった!即落ちからの目覚めたら安静室のベッドの上。多少違和感があるような気はしても痛み等はなし。麻酔って凄い…。暫くしたら看護師さんが来て採卵結果の説明がありました。

採卵1回目
結果3個
うち2つは空胞

…少なっっっ!?!最後の内診の時5、6個あるって言ってなかった??空胞は使えないので受精させる段階へ進めるのは1個だけ。採卵前SNSで私より年上の方でも12個とか8個とか16個とか採れているのを目にしていたからなおさら…。数が採れないのも空胞があるのも卵巣機能の衰えが大きな要因。AMH0.01の現実にぶん殴られる。
その衝撃で看護師さんに励まされた気がするけど全然頭に入らなかったです。

それから改めてIVF、ICSIの違いやそれぞれの金額等受精方法の話に。カウンセリング後夫と話し合って、私達にはICSIの方が良さそうだと決めていました。看護師さんも1つしか先に進めない以上受精の確率は少しでも高い方がいいのでは、と言ってくれたので迷わずICSIでお願いしました。

指定された時間まで休んでる途中夫が来たので、そこで採卵結果やICSIにしたことを報告。夫から「妊娠まで辿り着くのは結局1つだけだから、それが今回採れた1つかもしれないよ」と言われて確かになと。採れたからには可能性があると気持ちを切り替えられました。そして時間になり軽く診察を受けた後帰宅。

採卵翌日にクリニックへ受精確認の電話をすることになっています。それまでドキドキ。

次回初ICSIの結果はいかに▽

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