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27歳、AMH0.01での不妊治療-5

#.ICSI①-3

来ました受精確認日〜!昼間クリニックへ確認の電話を。

………

無事受精してくれました!!よかったー!!まずは第1関門突破。

第2関門として受精卵のグレードとなるんですが、その前に大事なことを書き忘れてました。準備月の受精方法説明の際に移植のタイミングと凍結の話もあったんです。また今回受精卵は1つということで、胚盤胞まで育たない可能性を考慮して(初期)胚移植に決めていました。また、身体のコンディションを改めて整えて少しでも着床率を上げる為、初期胚の状態で凍結することも事前に決めていたんです。こんな大事な話を書き漏らしてたなんて…。

凍結の場合生理をコントロールする為、採卵翌日(受精確認日)からピルの服用を開始。移植の予定を改めて組む関係で、採卵6日目に再びAクリニックへ。そこで第二関門のグレードの話に。そもそもグレードとは、受精卵は細胞分裂を繰り返し初期胚、胚盤胞と成長していく中で、その分裂した割球の均一さやフラグメント(細胞の断片=無い方がいい)の割合で評価するもの。grade1>>>>>grade5となっています。
今回の受精卵は8celG3(8分割grade3)という結果でした。状態としては"しっかり分裂したけど質的にはまずまずかな"って感じ。卵子の質は年齢に比例と以前言われたけど、やっぱりあんまり良くないんじゃないかと思ってしまう…。とは言えAクリニックではgrade3以上なら移植可能ということなので、ギリギリ第3関門の移植へ進めることになりました。

ピルを14日間服用し数日後生理が来てついに移植月スタート。生理2日目からジュリナ(子宮内膜を厚くさせる薬)を毎日6錠服用し続け、採血でホルモンバランスを見ながら迎えた採卵設定日(この日に採卵したと仮定し移植日も決定)、そこから毎日ジュリナは8錠、デュファストン(黄体ホルモン剤)を4錠、翌日からは追加でルテウム膣錠(黄体ホルモン剤)を1錠(移植後は2錠)と語弊はありますが薬漬けの日々。飲み忘れを防止する為に管理するのも一苦労。錠剤を飲むのは得意な方なのでそこまで苦ではなかったけど、苦手な方は本当に毎回大変だろうなと思う量でした。みんな本当に頑張ってるよね…。

移植は採卵のようなオペ室ではなく通常の内診台で行われ、エコーで位置を確認しながら細いチューブで解凍した初期胚を子宮内に戻す作業なので数分で終わりました。内診台で少し休んだ後、採血時に使用する個室に移動しそこのベッドで1時間ほど休んで終了。特に痛みもなく呆気ないなという感想。その後は先程の薬達を服用しながら、採卵設定日後7日目と14日目にホルモン確認の採血で通院し、16日目に妊娠判定の尿検査となります。が、そのタイミングで上手く仕事を休むのも難しく、2回目の採血が15日目になったので合わせて尿検査をしました。

ICSI1回目の結果は──────

陰性。妊娠せず。

まあ分かってたんだけど。7日目の採血の時点で着床していたら出始めるhcgというホルモンが全く出ていなかったし、実はアレ13日目に使っちゃったんですよね。検査薬。いわゆるフライング検査。どうせ後2日したら分かるのに待てなくなるあの精神状態何なんだろ。検査薬は当然終了線のみの真っ白〜でひとしきり落胆していたので、当日のダメージはそこまでだった。まあフライング検査で陰性でも実は妊娠していたパターンあるけど、今まで何度もフライング検査して(前クリニックのAIHの頃からほぼ毎回やってた)陰性だったからそこは期待しない。キリがなくなるからね。

結果を一通り聞いて、ICSI2回目について。薬注射通院の生活からちょっと休憩したかったので、1周期あけて挑戦することにしました。身体的に時間がないとはいえ、休憩を挟んでメンタルケアしていかないと不妊治療続けるのは難しいのは事実。久しぶりに夫とお酒を飲んだり目一杯夜更かししたり、無茶のない範囲で自由気ままに。不妊治療の事は常に頭にはあるけど、ネガティブにならずリラックスして1周期過ごせたかなと思います。

次回ICSI2回目の前にこの時期1番寄り添ってくれてた友達の話を▽

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