トリカブト【歌詞】

話していた蝶でさえも
いつの間にか逸れて

理解される一秒ごとに
微笑は僕を遠ざける 

与えることの勇敢も
愛も不細工だね
変われば良いと言われた
僕はトリカブト

愛されようとする度に
見知らぬ毒が邪魔をする
解った毒の数だけに
心はボロボロ崩れてく
あなたが欲しいと言えない

根を這わせて生きていれば
それだけなら綺麗さ

足がついて一丁前な
欲が胸で泣いている

受け取ることの寛容も
夢も下手くそだね
大人になれと言われた
僕はトリカブト

楽しまそうとする旅を
良からぬ僕が邪推する
測った未来(さき)の鬼たちの
言葉がドロドロ流れてる
あなたが欲しいといえない

古来、毒矢に使われて
ウエを救ったトリカブト
花なら人に役立つが
僕は人間トリカブト

愛されようとする度に
見知らぬ毒が邪魔をする
解った毒の数だけに
心はイロイロ変えられる
あなたが欲しいと言いたい

古来、毒矢に使われて
命を奪ったトリカブト
花なら痛みを持たないが
僕は人間トリカブト

花なら変化も来世だが
僕は人間トリカブト

作詞 安駄鐘彦

スキ、サポート等々いつもありがとうございます。 今月はストレスもあり豪遊しすぎました。 来月が火の車なのでサポート頂けると心底助かります。