バスケットボール BリーグB2 熊本ヴォルターズv長崎ヴェルカ GAME1 マッチレポート

バスケットボールBリーグ 2022-23シーズンが開幕した。
九州にはB2に4チームがひしめいている。
ライジングゼファー福岡
佐賀バルーナーズ
長崎ヴェルカ
熊本ヴォルターズ
全60試合で上位2チームが来季B1に昇格、下位2チームがB3へ降格。
台風の目は昨季B3でわずか3敗でB3を制した長崎ヴェルカ、
昨季のメンバーが10人いるということで戦力が整った。
一方の熊本は今季新メンバーが10人、新しいヴォルターズとしてホーム開幕戦を白星とつかめるか。

ゲームはヘディングのショットから始まった。
熊本はインサイドよりもドライブで
長崎はインサイドを多用して攻めるが
両チームとも決め手に欠く。
一旦熊本はゾーンディフェンスを張る。
その中で熊本はローソン、長崎は松本にボールを集め1Qは18−17

2Qは長崎はアギラールにボールを集めて積極的にアタックをする。
さらにボンズのand1を引き出し長崎がリードを広げ始める。
それに対し熊本は得点が止まりマクリーンの2Pに止められる。
また熊本はベンチメンバーの長島が3ファウルをファウルトラブル
ウッドベリーのオフェンス力が長崎のDF陣に封じ込まれおよそ17分スコアがなかった。
長崎はヘディングの3P、松本のドライブでリードをじわじわ広げ始める。
熊本はウッドベリーのエンジンがようやくかかり始め5点差まで詰め寄る。
前半を37−42で折り返す。

3Q長崎は狩俣・ヘディングの3Pで口火を切りスタートダッシュを決める。
およそ3分で10−0のランを決める
熊本はローソン、ウッドベリーのアリープダンク2本で食い下がる。
しかし長崎はギブスのワンフェイクを入れた後のアタックでリードを広げた。
3Q終わって53-71で終える。

4Q両チームともこう着状態。
長崎のスコアが止まり
熊本がおよそ3分で8-1とラン。
そこからさらにウッドベリーが当たり出し、10点差まで詰め寄る。
しかし追い上げもココまで。
長崎がB2初陣を77-88で飾った。

長崎 前田健滋朗HC
新シーズンを迎えられてうれしく思っている
素晴らしい開幕戦
両チームともハードにフィジカルなゲームで難しかった
熊本戦の対策は?
ハードにプレイしてくるディフェンス面に対してヴェルカを出すか、
まずはメンタル的な準備を重要視してきた。
ヴェルカのスタイル
ウッドベリーに対してどのようにディフェンスを対応できるか
4Qの締め方は熊本の意地を見えた。
まずは体を休めて修正点を明確にしていきたい
2Qにヴェルカのディフェンスが効いてきた
パブロの良さを実績を持つ選手数字に見えない貢献してくれた。
やはりB2の舞台はタフだな
毎ポゼッション毎ポゼッションを力の入る展開だった。
スピード感をとても大事にしている。もっとできるのではないか
アグレッシブに40分間仕掛けて行きたい。
1勝できたことは素直に嬉しい
長崎ヴェルかのスタイルが体現できた部分もあるが流れを熊本に持っていかれた部分があったので
来週に向けて40分通してヴェルカのスタイルに戦っていきたい。

長崎 松本健児リオン選手
開幕戦ということでチームとして固くなるかと思ったがいい入りができたと思う。
3Qの後半と4Qの入りに熊本に流れを持っていかれた点を修正したい。
高さについてはウッドベリーにアドバンテージを作らせないことに徹した。
B3との違いは全選手のレベルの違いを感じた。
全然違う選手だと思うし奈良時代のプレイを見て成長した姿をB2で証明したい。
フィジカル・スピード、ディフェンス・オフェンスなども変化している
B2ファイナルを長崎で迎えるために目の前に1試合1試合チームに貢献したい。
コンディションが整わなかったプレシーズンマッチからいい開幕している
ヴェルカスタイルのストロングポイントはよりスピーディーになっている点
開幕戦から長崎から多くのブースターが来てくれているところを見て声援は後押しになった
ヴェルカスタイル全部を見せたいよりエキサイティングなバスケを展開したい。
開幕戦への思いは今できる100%を自分ができることをコートに立った。
ディフェンスの部分でチームに貢献できたと思う。

長崎 パブロ・アギラール選手
開幕戦ということで楽しみだった
アウェイで勝利できたことが大きい。
昨季からいる選手と新加入の選手たちもいい形で入ってこられた
全員が共通理解している点が多くその点がプラスになってきている。
いまも悪くはないが伸びしろがたくさんあるチーム
チーム全体がもっともっとよくなってくると思う。
選手に対してはどんなコミュニケーションをとっていたか
ディフェンスで多くのコミュニケーションをとっている
選手全員が取れるチームが強いチーム。
チームとしてそれができかけている。
全員がアグレッシブにDFからOFに展開しているチームメイトが走ってくれている。
アウェイにもかかわらず来てくれたことはありがとうと感謝を言いたい。

熊本 遠山向人HC
開幕戦の多くのブースターに来てくれた喜びが大きい。
長崎の印象は?
組織だったアグレッシブにしてくるチームだった
トランジション・フルコートに対して対してのディフェンス
3Qのウッドベリーのポストアップ、礒野を軸にしたドライブを意識した
相手のドラックスクリーンのミス、狩俣の3Pは効いた
オフェンスのミスが5人が連動して攻める点についてはあまりうまくいっていない
チームとしての前を向いて戦う点はもっとうまくいっていなかった。
長崎がやりたいことをさせてしまったことと熊本がやらなければいけなかった点どちらとも出てしまった。
ゲームの序盤がよかった、うまくいったプレーに対してはポジティブな点。
DFはもっと戦わなければならなかった
チームの強度とDFの強度が上げきれなかった。

熊本 谷口 光貴選手
一言勝ちたかった。
自分たちのペースでやるべきところでできなかった。
DFの強度やOFもリングに向かう姿勢がもう一つだった。
結果的にリングから遠い位置で打たされるショットになったり。
長崎はチームとして統率が取られていた。
自分たちがやることをやらないと勝てない。
きょうの試合はダメだと思う。

熊本 ベンジャミン・ローソン選手
35分は一生懸命ファイトできたが
3Qの入りが良くなかった。
10点差を詰めようとなんとかしなければならなかった。
課題はトランジションとリバウンド。
長崎はトランジションが速い。
ビッグマンにとっては足を動かさなければならない。

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