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読書

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読んだ本の記録と感想
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記事一覧

「音楽と洗脳 美しき和音の正体」苫米地英人 を読んだ

「音楽、それも和音(コード進行)に”洗脳”されることはあるのだろうか?」 音楽や香りは鎮…

「オルタネート」加藤シゲアキ を読んだ

マッチングアプリ「オルタネート」を通して繋がる高校生たち 料理コンテストや調理部が舞台だ…

「教えて、釈先生!子どものための仏教入門」を読んだ~仏教用語と藤井風

ここ数年間、藤井風をよく聴いています。楽曲を聴き込むうちに、歌詞にみられる哲学的・宗教的…

「ヤクザときどきピアノ」鈴木智彦 を読んだ

「ピアノでこの曲を弾きたい」 この本は52歳の男性ライター鈴木智彦氏が一念発起、全く弾け…

「無理ゲー社会」橘 玲 を読んだ

「才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア」 「才能」は努力を継続…

藤井風を形作るもの-1st.アルバム「HELP EVER HURT NEVER」の世界観を読み解く 諦観…

藤井風の愛読する「神聖な書物」「きらり」アフタートークで「神聖な書物は読む」と話していた…

「ネット私刑(リンチ)」 安田浩一を読んだ

不寛容で攻撃的な「気分」が広がっている。 不穏な書き出しではある。 だが、最近そう感じる事件が増えてきた。小学校が管理する掲示板で、女子児童がいじめを受け、自ら命を絶ってしまう世の中になってしまったのだから。 デジタルネイティブの子どもたち。我が家の小学生らにも、タブレット端末が1人1台与えられている。 今後、成長と共にネットを使う頻度は高くなる一方だ。否が応でもネットは生活の一部となり、デジタル空間でのいじめは他人事では無くなっている。ネットやSNSと付き合うのは、

「わかりやすさの罪」武田砂鉄 を読んだ

納得と共感に溺(おぼ)れる社会で、与えられた選択肢を疑うために。 まずはこの本の帯に引き…

「天才と発達障害」岩波明 著 を読んだ

 文春新書「天才と発達障害」岩波明 著 「天才」とセットで語られ、音楽家や芸術家に多いと…

藤井風「特にない」を聴いて、加島祥造「求めない」を読む

藤井風の「特にない」を初めて聴いた時、すぐに思い出したのが、加島祥造の「求めない」だった…