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I was moved. 動く感覚と感情。

I was moved.(心を動かされた。) これ、読んで字のごとくなのだが、心や感覚を動かす、感動、に近い表現だ。

先週末から、オークランドの記念日の振り替えで(正式には1月29日)、ロングウィークエンドとなっている。週末のアニバーサリーパーティーでは、花火やら出店やら、オーケストラが市内を盛り上げた。

その一幕のオークランドシンフォニーの演奏が、素晴らしく、心を奪われた。また、その場に集まる人々も、一丸となり盛り上がるため、高揚感がある。日本のフェスや、身近でいえば運動会なども、そういったグループで共有する高揚感があるのではないっだろうか。

心を揺さぶる。

ふと、この感覚が心地よいと感じ、何かを感じてみたいと、翌日はアートギャラリーへと足を運んだ。実は、ニュージーランドへ来てから、じっくりとオークランド美術館を訪れるのは、初めてだ。

もともとアートやクラフトといったものが好きだった影響もあるが、予想外に心を動かされた。画面越しではなく、あきらかに、作り手から送られてくる、波動やレイザービームのようなもの。肌に届き、心を動かすなにか。

それは、形であったり、文字であったり、色の氾濫であったり、映像や音も一体となっていた。その一丸となった全ての感覚は、わたしを間違いなく、動かした。

わたしは、動くことを、止めたくないなぁ。

ドラマティックになりすぎると、疲れてしまうけど、適度に心や感覚を刺激して、眠っているわたしに響かせたい。人はいつの日にか、歩みを止めてしまうけれど、それがいつかなんて、誰も分からない。

さぁ、今日も足と心を動かしてみよう。



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