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【募集終了】自分から対話の橋をかける人になる。対話実践ラボvol.3 募集開始

対話実践ラボについて


仕事でも、家でも、どこへ行っても、他者とのコミュニケーションはついて回ります。

「あるプロジェクトがどうもうまく進まない」
「パートナーと喧嘩ばかりしてしまう」
「友人の誘いに対して断れない」

どれも、コミュニケーションからくる問題や課題です。

一方で、自分が本当に思っていることをそのまま伝えれば良いかと言われるとそうではないことが多いです。

なぜなら、相手が「どう受け取るか」という視点も入ってくるからです。
その視点が欠けているとコミュニケーションはうまくいかないことが多く、違和感が積み重なっていきます。

そして、そのような「違和感」が積み重なると、他者に対して「なぜ、わかってくれないんだろう」という不満へと繋がっていくことも考えられます。

では、「なぜ、わかってくれないんだろう」と考えたとして、相手がわかってくれるようにただ伝え方を変えればいいのか?と言われると、相手がわかることにはなかなか繋がりません。
なぜなら、相手の思考を変えることは難しいからです。

一方で、こう考えてみるとどうでしょうか。
「なぜ、この人はこう考えているんだろう?」
「なぜ、私・僕はこんなに悲しいんだろう?」
「なぜ、わかって欲しい、と思うんだろう?」

そのときに湧いた「感情」の原因を、誰かのせいや自分のせい、
もしくは何かの出来事のせいにせず、ただ観察して、問いを自分に投げかけて、深めていくこと。
その姿勢が相手を知ろう、相手と繋がろうとすることだと考えています。

私たちはこれを「対話の橋をかける」と呼んでいます。

日常生活を過ごす中で、意図しないすれ違いや小さな対立,、誰かとの関係性に煩わしさや難しさを抱えることは誰だってあります。

対話をしたからといって、必ずコミュニケーションの課題が解決する訳ではありません。
橋をかけようとした所で、相手に届かないかもしれません。
対話が大切だと分かっているけど、いざ本音で話そうにも不安があり言葉が出ない。

対話には常に「その先がどうなるか分からない」そんな不安定さがあるように思います。

そんな時でも、勇気をもってこの対話の橋を自分からかけていくこと、
かけようとすることを大切に思う人が増えれば、
人と人との関係性がほんの少しでも良くなるのではないか、そう思ってこのラボを始めました。

2021年8月に第1期がスタート。2期と続けて約30名弱のメンバーと毎期約3ヶ月間、対話を実践してきたゲストの方と共にインプットとアウトプットを繰り返しながら、実践を深めてきました。

対話実践ラボ 参加者の方々の感想(一部抜粋)

純粋に新たな出会いができて楽しかったです。また、「対話とは」という大きなテーマを連続で扱う勉強会は新鮮で、勉強になりました。連続して扱ったからこそ学びが深まった感があります。生活の中に継続的に勉強できる時間があるのはすごく豊かなことだなと終わってみて感じています。

「人と違う意見を持ってそれを人に話すことが怖い」という感覚から、「人と違う意見があるのが当たり前。その違いを共有することが楽しい」という感覚を実感できて良かったです。

対話というのは、問題解決の手段でもあるけれど、それよりもより良く生きるためというゲストの方の最後の話がすごく身に染みました。対話をすることは、他者がいる事で成り立ち、その中で対話こそ、自分の存在を他人に認識して貰う上で必要な行為なのではないか。
そうなると対話をしないで生きている事は実は自分の存在が無いかもしれないという事にも繋がるし、対話こそ人生そのものかもって思いました。

相手への想像力をより広げるためにも、自分自身のことをより深く理解しようとし続ける努力が必要で、そのためにはまず自分自身に対してまっすぐであることが大切なんだと学びました。
答えを急かされていると感じる場だとつい適当な言葉を返してしまうけれど、少し待ってもらって考えてから言葉を返せる人になりたいと思いました。自分にも相手にも極力誠実であろうとする姿勢がまず大切なんですね..!
また、大前提対話は人によって捉え方が違うことをどんな対話の場でも忘れずにいたいと思いました。

正解のない事を取り組み続ける面白さ。最終回は、好きな漫画の連載が終わってしまったような感覚になった。

感謝です。それぞれの日常にそれぞれの対話があって、このコミュニティで話したことが自分の日常に還元されているのだと感じました。

「オンラインでも、こんな風にコミュニケーションや対話を繰り返すことで関係性を築いていくことができる」ということを、このラボを通して体感していただけたら嬉しいです。

第3期ではこれまでの2期を踏まえ、更にアップデートしたプログラムとして、日常をより「対話的に」創っていくための実践的な3ヶ月間を過ごします。

「対話」そのものをテーマにしたインプットとアウトプットを繰り返しながら、自分自身が大切にしていきたいコミュニケーションの「在り方」を見つけてみませんか?

ぜひあなたと一緒に「対話」な時間を過ごせることを、心より楽しみにしています。

【講座内容】
対話実践ラボは、「自分から対話の橋を架ける」をコンセプトに対話について学び、実践する講座です。全てオンライン講座によって構成されており、一人でも多くの参加者が「自分から対話の橋を架ける」ことができる社会を目指しています。

対話実践ラボ vol.3 で目指すところ

【Step1】対話を学ぶ
そもそも「対話」とはなんなのか?「対話」の定義は人それぞれかと思いますが、この講座では「対話」の学術的な学びから、専門的な視点をもって対話について紐解いて行きます。対話についてより深く理解する上で、対話が「分からなく」なる瞬間が何度かあるかもしれません。それは自分が「対話」について、根本から考え直す時間になっているからだと考えています。そんな豊かな学びの時間を、集まったメンバーで一緒に作っていきます。

【Step2】対話を実践する
実際に参加者同士で「対話」を実践します。頭でわかっていても、実践できるかどうかは別。実際に学び、得たことを実践してみましょう。どのような場面で対話は生まれるのか、逆にどのような場面だと対話は生まれにくいのか、対話の事例も交えながら対話について実践していきます。対話を日常の中に落とし込むのは簡単ではないですが、メンバー同士で助け合いながら、「日常での対話実践」を目指していきます。

【Step3】対話を創る/対話の橋を架ける
学んで、実践して、そのままになっていてはとても勿体ないです。対話を実践してみてどうだったか、参加者同士でフィードバックし合う時間を作ります。
「私はこう感じたよ」「僕はこう思ったよ」自分の話し方や、聴き方について客観的にフィードバックをもらう機会はそう多くはありません。
自分の「対話」は他者からどう見えているのか、客観的に捉えながら、振り返る機会を作ります。そして対話実践ラボを離れても、メンバーそれぞれが自分らしい形で対話の場を作ったり、対話の橋をかけることを応援します。

プログラム日程

*対話と実践ラボは全日程オンラインで開催します

1回目:1月18(水)20:00-21:30
みんなで作る対話・実践ラボ
初回顔合わせ、ゼミで学びたい内容や問いを深める

2回目:1月25(水)20:00-21:30
参加者が考える対話とは?対話の定義を考える

3回目:2月1日(水)20:00-21:30
「対話」をさまざまな角度から見る
ゲスト:古瀬正也さん https://furuse.ws/

4回目:2月15日(水)20:00-21:30
対話を磨く方法とは?
ゲスト:中村一浩さん https://taiwanoie.com/

5回目:3月1日(水)20:00-21:30
対話実践

6回目:3月8日(水)20:00-21:30
学んだことを振り返り、これからに活かす

こんな方におすすめです

・コミュニケーションや対話についてもっと深めていきたい
・人間関係におけるコミュニケーションに悩んでいる
・実践を通して学びを深めたい
・自分にとって「対話」「コミュニケーション」とは何かを言語化していきたい
・自分のコミュニケーションや対話の手法をアップデートしていきたい
・「対話」そのものについて深める時間が欲しい

この講座で得られること

・一緒に「対話」をテーマに学び、相談しながら切磋琢磨しあえる仲間に出会える
・対話についての新しい視点や理解を深められる
・コミュニケーションや対話についての本質を探究できる場や機会
・様々なコミュニケーションと対話を実践しているゲストと繋がれる
・実際に学んだことをやってみて振り返る機会

お申し込み

参加費:
30,000円(税込)
早割27,000円(税込)
定員:10名
   早割5名(先着順)
参加ご希望の方は、下記のお申し込みフォームより必要事項をご記入の上、お申し込みください。折り返しご連絡させていただきます。(定員に達し次第お申し込みを締切りいたします)

ゲストプロフィール

中村 一浩/Nakamura Kazuhiro
株式会社Project Design Office
代表取締役株式会社Dialogue with
代表取締役しあわせホテル株式会社
代表取締役株式会社森へ 代表取締役

ミスミ、リクルートでの事業創出を経て、独立。人の持つ「身体知」を生かした場において、「対話(Dialogue)」を通じた「共創(Co-Creating)」のプロセスを生み出し、人や組織、事業の「創出・変容」に関わる。現在はこのプロセスを組織や社会、日常へと実装すべく、様々な場で身をもって社会実験に挑戦中。上智大理工学部卒、事業構想大学院 事業構想修士(Master of Project Design)。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 博士課程に在籍。著書に「ことばの焚き火」「なぜすぐに決めないリーダーが結果を出し続けるのか」「森と共に、歩む日々」「新人コンサルタントが入社時に叩き込まれる「問題解決」の基礎講座」「37.5歳のいま思う、生き方、働き方」など。

古瀬 正也(Furuse Masaya)
古瀬ワークショップデザイン事務所

ワークショップデザイナー。ファシリテーター。1988年生まれ。埼玉県戸田市出身。長野県上田市在住。駒澤大学グローバルメディアスタディーズ学部卒業。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了。学部生の頃、対話の手法「ワールド・カフェ」に出合い、対話に関心を持つ。実践と研究を繰り返す中で、対話の場づくりの依頼が増えてきたことをきっかけに2012年に独立。人が集い、出逢い、関わり合う場の設計(ワークショップデザイン)と当日の進行役(ファシリテーター)を行う。これまでに中央省庁や行政、学校、企業、NPOなど様々な分野で、年間60本ほどのペースで600回以上のワークショップや研修を実施。2020年から「対話に生きる」を軸に活動中。

主催者プロフィール

大滝文一(Otaki Bunichi)
合同会社&ante 役員
認定キャリアコンサルタント・コーチ

1992年生まれ。北海道旭川市出身。早稲田大学卒。在学時、自分との対話を通して気づきを生み出し課題解決に繋げるコーチングに出逢い、学びを深める。
大学卒業後、米国発の世界的な表現教育「ヤングアメリカンズ」を手がけるNPOで5年間プログラムの企画運営を行い、全国20都府県で述べ5万人以上と場作りをする。参加者が自分を信じ、勇気を出して一歩踏み出す場作りに携わる。旭川にUターン後、世代を超えて英語で学ぶアフタースクールを立ち上げ。個人でもコーチング・キャリア教育を主に学校・企業・政府と横断的にプロジェクトを行う。また、教育大生と共に哲学対話会を地域で実施。様々な機会を通して「世界に対話が足りていない」ことを実感し、本企画の共同立ち上げに至る。2021年秋よりUniversity of Gothenburg 修士課程に在籍し、現在はスウェーデン在住。大学院では学習科学を専攻しながら、豊かな学びを実践的にどう創っていくか模索中。


原田優香(Harada Yuka)
合同会社&ante代表社員
社会福祉士(第208770号)・精神保健福祉士(第76385号)・産業カウンセラー

1994年5月生まれ。神奈川県鎌倉市在住。京都府宇治市出身。
その人の力ではどうにもならない「生きづらさ」をどう社会全体で「生きやすさ」に変えていくのかを学ぶ為に福祉について専門的に学び、国家資格を取得。
これからの社会を生き抜く為には自分のことを適切に理解して言語化していく対話力が必要だと思い、3人1組になって対話を通して自分を探求していくジブン研究という対話型プログラムを2018年に立ち上げる。現在9期目、総勢200名弱の個別相談に対応。
2020年9月より個人事業主として独立。イベント企画運営、場づくり、コミュニティづくり、プロジェクトマネジメント、組織開発等複数の会社と契約しながら、「人にとってのより良く生きる為の場の在り方とは何か」を探求中。来年から組織開発、人材開発の研究をするために大学院の受験勉強中。
ジブン研究:https://greenz.jp/2021/04/07/jibunkenkyu/

興味を持ってくださった方、ありがとうございます。ぜひあなたと一緒に「対話」な時間を過ごせることを、心より楽しみにしています。

【参加無料】【なぜ、今対話を学ぶのか。】 2022年12月19日(月) 対話・実践ラボ vol.3 プレイベント

本プレイベントは、対話・実践ラボvol.3に登壇してくださるゲストの方と共に、「対話」な時間を体験していただくイベントとなっています。今回は株式会社森へ(https://morie.co.jp/)代表取締役の中村さんをお呼びして、日常での対話について色々とお話を伺っていく予定です。
ぜひ、一緒に対話について、考えてみませんか?どうぞお気軽にご参加ください!

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