見出し画像

ハギレでつくる 巾着

作るものに合わせて生地を裁断✂️すると、その度にできる、大小さまざまなハギレ。
ひとつひとつ取っておくと、専用の収納が必要なほど、なかなかの量になります。貯まったハギレは、大まかにサイズごとにまとめておいて、製作の合間に布小物に作りかえています。

作った小物は、自分で使ったり、"おまけ"としてご依頼くださった方にもらっていただくこともしばしば。

よく作る布小物のひとつ、小さい巾着を紹介します。最後に簡単な作り方もご案内します。

まずは用途から。

こまごましたものの整理に。
先のとがったものをカバーしたり
壊れやすいガラスなどの保管にも便利です。

それでは作り方です。

用意するもの

はぎれ 約13.5㎝×約30㎝
たこ糸 #50 約2.1mm
糸通し

作り方

ハギレを二つ折りにして、折り目から約8㎝を残して直線縫いを2本縫います。
縫い代は約1.5㎝と広めに取ります。
①縫い終わりに合わせて、1枚を折り下げます。
②折った部分を戻して、端から約1㎝のところで折り目をつけます。
③折った部分を戻して、縫い代を割って、その延長線に折り目をつけます。
③→②→①の順に、折り目に合わせて再び生地を折って
直線縫いを2本縫います。
裏も同様に縫います。
生地を表に返します。

巾着の幅の倍の長さ+8cmほどのたこ糸を2本用意します。
たこ糸を通して
端を結びます。
もう一本も同様に通します。
結んだ糸の端は、ブラシなどで糸の撚りを伸ばしてから
 糸束の先を揃えて
長い部分をカットしたら
小さい巾着のできあがり。
長いハギレが用意できた時は、底を折り畳んで縫うと
こんな風に
 マチのある巾着を作ることができます。
小さい巾着はとても便利で、いくつも作りたくなってしまいます。
  • 端処理はせずに、気軽に作ることができる巾着です。
    ほつれが気になる場合は、必要に応じて端ミシンをかけてください。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?