きょうだいさんらしい話が書けない

朝晩寒くなってきました…そのせいで、体調が地味に優れません。
お久しぶりです、しまちゃんです!

去年の今頃ってまだ暑かった気がするんですよね、秋服とか着る暇ないでしょとか思ってたんですけどね…
今年は秋服がないとやっていけそうにありません。

皆さんの服装はいかがですか?

……というふうにして、私のきょうだい経験(ケア経験)を書いていけたら、たぶん皆さんから読まれる記事になるのでしょうが、筆が進みません(だから、筆じゃなくてタイピングだから…なんてそんな理屈は間に合ってます!)

ほら、()なんかで、結構たのしそうに書いてるじゃないですか
書いているときは、テンションが高めなんですよね

だからか、そういうときは明るい話しか頭に浮かんできません。
たとえば、今週末は飲みに行けるとか、先週の内定式での出来事とか、初献血のとき(前回記事)とか…

これって、私の場合は「きょうだい会」に参加した場合も同じなんです。
他の人と話すことで気分が上がって、趣味とか最近の出来事とかの話になってしまうんです。
「きょうだい会」なのだからきょうだいさんの話をしたいと思っても、あまり思い出せません。
思い出せても記憶の上澄みぐらい。
悩んでいることとか、苦しいこととか共有したいって思っているのですが…あまりうまくいきません。

先月末、私は自室で泣きました。
それも、苦しいとか悲しいとかそういうのではなくて、記憶の深いところに入ってしまったからです。
たまに集中力が強すぎて内省が止まらなくなってしまったとき、洞窟の中に入っていくように深く深く自分の中に入っていってしまうのです。

そんなふうに自室で考え事をしていると、昔のことを思い出してきました。高校のときのケアやそれから逃げようとしていた自分。グレてしまった自分と親との喧嘩。書いている今は思い出せないけれど、そういう黒い記憶が次々と湧いてきました。

自分はそんな状況から抜け出したかったけど、できなかった。洞窟の中で水に沈んでしまって、そこから這い出せないような感覚でした。
水に沈んでしまうと、もう光も見えないんです。だから浮上するのにすごく時間がかかる。

だから、その日は気分が落ち着くまで寝ずに映画を見ていました。
夜の1時には寝れたから良かった。
翌朝もあまり優れた気分ではなかったけれど、なんとか動けた。
その翌日は風邪をひいて、寝込んでしまいました。

深いところに行くと、いつもこんな感じです。
別にケアしたからしんどくなって鬱になったとか、やるべきことが多すぎて倒れたとかではなく、自分が自分を追い込んで現実を見失ってしまうのです。

たまに記者の方が、私がケアのサブを担っていると言うと、「そんなにしんどくないんじゃないか」という感じを出されます(自意識過剰かもしれませんが)。

記事になるような話をするときなんて、苦しい話できるわけないんです。
もし、苦しい話をあなたにして、あなたは受け止めきれますか?
私は相手を信用してないんでしょうね、だから言えないんです。

もし重たい話をして、記者が呆然とした顔をしたら…
「ああ、話さないほうがよかった」
って思ってしまうのです。
言ったことを後悔して、結局自分が傷つくなら重い話なんてしないほうがいい。

そして、その話を受け止める準備が私もできてない。
もし話せば、泣いてしまう。
泣いてしまったら、相手を困らせてしまうでしょう。

だから私はまだ、自分の過去を十分に話すことができていない。

きょうだい会には、そういう準備ができるようになるために参加していると、最近思うようになりました。

他の人の経験や話に癒やされながら、自分の立ち位置があることを確認しながら、深いところに入ってそれを受け止めていく。

他の人が自分のことをどこまで話せているのかわからないけれど、他の人の話を聞いて「そういう自分もいた」と客観的に自分を受け入れるのです。



自分が自分を取り戻すためにも、自分のナラティブを立ち上げていきたいです。

そんなきょうだい会、来月開催です。
11/3同志社大学で行います!
最近寒くなったから紅葉も進んでいい感じになってるはず…
旅行ついでにぜひ来てください!

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