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贈り物で繋がるコミュニティ

少し前になるが、自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ『She is』さんからの9月ギフトが届いた。

中身がわからない贈り物が届く"ワクワク感"って思い返してみれば久しぶりなことかも。箱を開ける時のドキドキ感とともに小学生の頃から贈り物が大好きだったことを思い出させてくれた。小学生の頃は、どんな小さなプレゼントもお花も買ったままではなくて、その人に合った包装や演出を加えてサプライズすることが好きだったんだ。

せっかくだったらプレゼントを渡す時にワァ〜ッて喜んでもらいたいなと、相手の顔を思い浮かべながら夢中になっていたこといつのまにか"得意"なことになっていて、今の仕事は結局はその延長線なのかもしれない。

この経験があり、私は仕事は好きだと思い込んでいることよりも、得意なことを仕事にした方が長続きすることが多んじゃないかと考えている。得意なことが本当は心から無心になれる好きなことだった、と気づいた。

私は中学生の頃から建築家になることを夢見て、建築が好きだと思い込んでいたし、ならなくちゃいけないと自分で自分にプレッシャーをかけていた(そのプレッシャーについてはまた後日・・・)。建築学科がある大学まで進んでおきながら仕事として続けられる好きではなかったとやっと気付けたのは23歳で生まれて初めて"仕事"として建築に携わった時。積み上げた気持ちが崩れ、挫折を味わい、そこからはがむしゃらにチャンスがあればなんでもやってみた。早朝はまだ日本上陸したばかりの竹下通り出口にあるスターバックスで働き、昼間はマニアックな原宿のおもちゃ屋さん、夜はデザイン事務所でスタッフさんの雑務から深夜遅くにはゲームのデバック作業、夜のお仕事をはじめありとあらゆる様々なジャンルにトライしてみたけど、無心で集中できるのは、身につけるたびに人に喜んでもらえるデザインやホームページを作る技術だった。

デザインやホームページを作る技術に関しては、学校に行ってみようと思った時期はあったが長続きせず、人に教えられるより自分でトライ&エラーを繰り返すことに自然とハマっていき、基礎部分に関してはほぼ独学で習得。その後は"仕事"としてたくさんの経験をさせていただき、デザインで人の役に立ち、喜んでいただけることで結果お金をいただく、という仕事に辿り着いたし、辿り着けて良かったし、やっと一生続けていこうという生き甲斐になってきた。

この自分の経験から得たことは、夢中になれて無心で何時間でもできることは大事にしてあげたいということ。

一人っ子の娘は、私も夫も会社には所属せず、自由に仕事をしていて何時間でも作業を続けるのを見て育ったこともあり、その側で静かに1人で楽しみを見つけ、絵を描いたり工作をずっとしていた。欲しいものがあればYoutubeで調べて自分で作る。そしてよっぽどダメな場所以外はどこに描いても小言を言わず放置してきた(そのおかげで事務所の机は信じらられないくらい落書きなどで汚くなっているのだが、、、)。カッターやハサミなど危ないなと思ってもケガをして痛いと知ることも大事だからと、長時間放置して好きなようにやらせてきた結果、彼女の将来は絵に関することをやりたいようだ。(まだ小学生だからどうなるかはわからないけどきっとここまで費やした1人の時間は何かに影響していくんだろうなと漠然と感じる)

得意なことを増やしてあげられるのが将来身を助けてくれるんじゃないかと思うからこそ、夢中になることが何かを見つけてあげられれば良いなと常々思うし、その人が夢中になれることが何かを探すとその人が喜んでくれるポイントがどこなのかを知るヒントにもなる。

贈り物として喜んでもらえることが仕事になる。どんなシゴトだって相手がいるわけだから、贈る相手を思いやっていい贈り物をする。そんな気持ちで仕事ができたらどんな仕事もハッピーだし、そうしたら、仕事だって贈り物で繋がるコミニュティのひとつなのかも。

自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティの"自分らしく生きる女性を祝福される"ってなんだか嬉しい。ふとした時に届く自分へのご褒美。その中には丁寧に丁寧に考えられたストーリーがそれぞれ詰まっていて、ひとつひとつが愛おしい。

今回届いた "She is" さんのギフトテーマは、『お金と幸せの話』

毎月テーマに沿った様々な贈り物の詰め合わせボックスが届く。

1つめのギフトは、ミニマルな財布「WA012」。お札入れ、小銭入れ、カード入れはそれぞればらばらでも使えて、カードは10枚ほど入る優れもの。ほぼ手ぶらで行動する、ことに憧れを持つ私は今日から早速実践したいと思う。

2つめは『寝ても覚めても』などを執筆する小説家・柴崎友香さんの書き下ろし作品。ところどころ、あ、その感覚分かるな、と自分もその言葉に繋がる景色を思い出してみた。こうして、日々の暮らしの日常で頭をシフトしてくれるきかっけをくれる言葉って面白い。

3つめは今回のギフトのお手伝いをさせていただいた高知県香美市にある大地と自然の恵みさんのドライ野菜。本当に美味しくて重宝するドライ野菜はいつも数種類常備していて、彩りや栄養面でも大活躍!

4つめはきらきらと発光する、ネイルポリッシュ「Little glory」。ネイルポリッシュは毎月入っていて、ネイルの色って自分で選ぶとどうしても好きな色ばかり選んで地味になるからこうして突然届くギフトは特に嬉しいな。

そして最後は上記全てが入るオリジナルのピンズがついたゴールドのシルクスクリーンプリントのイラストが入ったエコバッグ。

自分らしく生きる女性を祝福してくれる『She is』さんの贈り物=ギフトで繋がる新しいコミュニティは、メンバー限定のイベントやコンテツなども充実していて、これからもますます楽しみなメディア。オウンドメディアでのコミュニティを作りたいと常々思っていたこともありヒントもたくさんありそう。私も今月から入ってみようと思う。






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