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【インタビュー】チームだからできる!構想から形への挑戦 〜「なれっじの会」発案者インタビュー(後編)〜

こんにちは。&donutsプロジェクト広報担当の近藤です。

2022年1月で5周年を迎えた、株式会社イノベーター・ジャパンが運営する、&donuts(アンドーナツ)プロジェクト。
そのなかで2021年4月に発足した、&donutsプロジェクトチーム(以下、PJチーム)は&donutsプロジェクトが目指す、個々が自分らしく幸せに働けるウェルビーイングな社会の実現に向け、より&donutsの価値を高めながら、全国に広げていく!という目的のもと活動しています。

前回、PJチームのなかで「学ぶ」ことにスポットをあてた「なれっじの会」の発案者である、あづちゃんのインタビューをなれっじの会(前編)としてご紹介しました。

前回お伝えした内容と重複しますが、「なれっじの会」は、業務に直結したスキルの習得が図れる講座を、社内で月2回程度開催しています。
なれっじの会を開催するにあたり、テーマの選定から講師の依頼、その他の運営業務をPJチームのメンバーが日々のクライアント業務とかけ持ちで行っています。

なれっじの会(後編)では、なれっじの会を運営するメンバー4名にインタビューを実施しました。(インタビューではA、M、C、Hと表記)
PJチームへの応募の経緯や運営にあたっての課題、今後の「なれっじの会」の展望などについてお届けします。

ー PJチームは、立候補制だったと聞きました。チームメンバーに応募した理由を教えてください。

M:PJチーム発足の話を聞いた際、&donutsプロジェクトをもっと自分たちで主体的に変えていくという動きを広めたいと思って応募しました。
このプロジェクトに足りない部分について、時折メンバーから声を聞くことがあります。組織として個人にフィットした制度をつくっているわけではないので、もちろん合う、合わないは出てくると思いますが、&donutsプロジェクトはまだ発足して5年です。これからも自分たちでもっといい方向に変えていけるはずだと私は思っています。
また、&donutsでは職住近接や働きやすさがコンセプトの一つでしたが、昨今のコロナの影響でリモートワークが一般的になってきたため、PJチームの活動を通して&donutsに新しい魅力をつくり、他社と差別化していく必要があると感じたからです。

C:学生や第二新卒世代などの若い世代にも&donutsの働き方を知って欲しいと思ったのが応募の理由です。
20代の私の周りはフルタイムの正社員でバリバリ働く友達が多くいます。&donuts入社当時、私自身、ライフスタイルに合わせ勤務日やシフトを自分で決めることができるフレキシブルな働き方や、子どもや家族をオフィスに連れてきても良いという環境に衝撃を受けました。
今の&donutsは子育て中のメンバーが多いのですが、子育て期や子どもの有無に関わらず、スキルアップしたい人や仕事以外でもチャレンジしたいことがある人にもこういう働き方があるということを広めたいと思っています。

H:私もCさんと同じで&donutsを見つけたときに働き方にびっくりしました。&donutsに出会ってからは働くことへの価値観が変わってすごくうれしかったので、&donutsの存在をもっと発信したいと思いました。
また、前職で小学校に勤めていたので、子どもたちと一緒になにかをするのが好きなこともあり、今後子ども向けのイベントなども企画できたらいいなと思っています。
自分たちでいちから考えてつくり上げるPJチームだったら、そういうこともできるかもしれないと思ったのが応募の理由です。

ー みなさん、さまざまな想いを持ってPJチームに応募したんですね。PJチームがスタートしてまもなく1年ですが、率直な気持ちを聞かせてください。

M:チーム化したことで、前に進める力は個人で動いていたときより強くなったと感じています。
かけ算の力を体感していて、対話の中でメンバーの話を聞くことでやりたいことのイメージが膨らんでいき、チーム化してよかったと思っています。

A:私は、担当職種であるWeb運用オペレーター以外のチームに所属するのは、PJチームが初めてだったのですが、PJチームでは&donutsに貢献するためにはどうすれば良いかを考えるという今までにない目的を持っている点が新鮮でした。
また、世代の違うメンバーとの交流で、自分にはない新しい考えも聞くことができ、とても刺激を受けています。

H:私は途中からPJチームに参加したので入って4ヶ月になります。
自分たちでアイデアを出して自分たちでつくっていくスタイルがすごく楽しいと思っていて、定型業務が比較的多いWeb運用オペレーターとはまた違ったやりがいを感じています。

C:私の約2ヶ月間の休職中にHさんがメンバーに加わったのですが、なれっじの会の開催数も増えていて、戻ってきたらいつの間にかプロジェクトが加速していました(笑)。
以前にPJチームのMTGで、どういう&donutsにしていきたいのか、どんな組織が理想なのかなどを話し合うことがあったんです。
夢物語りかもしれないけど、メンバーとそういう話を共有するのが楽しくて!これからさらにその理想に近づけるよう自分たちでつくっていこうというやる気も湧いています。

ー イノベーター・ジャパンではVALUE(価値)を掲げていますが、そのなかの一つの「GROOVE」を生み出すために意識していることはありますか?

C:私はPJチームに入った動機は他にありましたが、Aさんのアイデアを聞いて「すごく良いじゃん!」「私もやってみたい」と感じて、なれっじの会の担当に手を上げました。
PJチームでは自分では思いつかないような良い考えをメンバーが出してくれるので、いいものがあったらポジティブにのっかるのも大事だなと感じています。そのノリの良さもチームのいいところだと思っています。

A:PJメンバーはとにかくみんなおしゃべりです(笑)。
ミーティング中にもどんどん、アイデアが広がっていきます。対話から生まれるものがたくさんあると感じています。

H:対話していくなかでアイデアが生まれて、それをすり合わせていくので、しっかり聞いて、話すことをいつも意識していますね。参加当初は遠慮して意見を言えないこともありましたが、それではもったいないと思うようになって(笑)。言いたいけど言わない、聞きたいけど聞かないのはなし!というのを心がけています。

M:&donutsらしさ、のキーワードとして「対話」が大切だと感じています。自分自身、納得感がないままでは主体的にプロジェクトを進められないと思っているので、気になる点があれば必ず対話して自分のなかに落とし込むことをしています。メンバー全員が意見をきちんと言いあえたり、フォローをしあえる環境なのがありがたいですね。

なれっじの会を運営するPJメンバー

ー メンバー同士で「対話」し合いながらコミュニケーションを取れる環境はいいですね。なれっじの会として今抱えている課題やハードルはありますか?

M:自分の得意なことを教え合うという文化や仕組みづくりの構築がもっと必要だと感じています。現状では、社内で講師がいないと講座が開催できないということが課題としてあります。
また、参加したくても日々のクライアント業務との兼ね合いで、なれっじの会に参加する時間を確保するのが難しいといった声もアンケートなどで挙げられています。
開催時間をコンパクトにしたり、各々の時間で学べるように録画や資料を保管してはいるのですが、その場合、参加人数が目に見えて分からないので、活動が下火にならないか不安はあります。

A:そうですね。「講師」という位置付けだとどうしても重く捉えられがちなので、もっと気負わずにみんなが少しでも分かることを教えられる体制が望ましいと思っています。全体のスキルがあがれば、今仕事を抱えている人の負荷も少なくなっていくはず!講師のハードルが少しでも下がってくれるとうれしいです。

C:理想は&donutsメンバー全員がなれっじの会に参加してくれることですね。PJチームが「なんかやっているなー」と遠い存在にならないことや、運営側の押し付けになってしまわないように、どうやったら「おもしろそうだな」と自発的に参加してくれるのか、今後考えていきたいと思います。
今もメンバーから「参加しても良いですか?」というメッセージをもらうと、とてもうれしいです。活動を知ってもらい、輪を広げていきたいと思います。

H:私も最終的には全員が気軽に参加できる体制が良いと思っています。まずは発信を増やして活動の意義を知ってもらい、参加してもらえたときに「おもしろい」と思ってもらえる会にできると良いなと思っています。

ー 「なれっじの会」は、この先もすでに企画のスケジュールがたくさん決まっていると聞きました。今後、さらにどのような活動をしていきたいですか?

M:中長期的な目標としては&donutsの魅力を増やしたいです。この会社に入ると変わる!成長できる!ということが社内外に伝わると嬉しいです。今後は講師の話を聞くだけでなく、より実践的なワークショップ形式でもどんどんやっていきたいですね。
またメンバーが個々に活躍してくれる場づくりもしていきたいと思っていて、講師だけでなく、新しい業務にチャレンジする機会を作ったり、運営サポートなど普段の業務以外の面でも、輝いていける仕組みになると良いなと思っています。

C:講師の方には開催準備などで負担をかけてしまっているのは事実ですが、講師の方にも「おもしろいな」と思ってもらえたり、講師の学びの機会にもなるよう、双方のメリットがあるようなサポートを今後していきたいと思います。なれっじの会だけですべてを学ぶことは難しいとは思いますが、メンバーには業務の息抜きでもいいので、ちょっとだけでも参加をしてもらえるとうれしいです。
自分の興味の幅も広がると思いますし、引き出しが増えることで、自分の人生を豊かにしてくれると思っています。

H:私は参加者側と運営側の両方を経験しているのですが、運営側になってからは自分と違う考えの人でも楽しんで参加してもらうためには、どうしたら良いかを考えるようになりました。「学ぶって楽しいな」と思ってもらえるような仕掛けをしていきたいです。私にできるサポートは全力でやっていきます!

A:誰もが自信を持って働ける&donutsプロジェクトにしていきたいですね。なれっじの会では、業務のチーム以外でのコミュニケーションの場にもなるように、さまざまな企画を考えています。メンバーの得意なことを知る機会など、&donuts全体でGROOVE感を感じて、成長できる組織になるとうれしいです。一つ学んだことが今は必要なくても、今後役立つこともあると思うので、メンバーからもらった感想を吸い上げ、具体化して、より良い活動にしていきたいです。
また、今後は資格取得に向けたサポートもできるよう準備を進めています。

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&donutsプロジェクト全体としてどう成長できるか、また個人のスキルアップの促進など、社内の課題に対しても真摯に取り組んでいるPJチーム。
「なれっじの会」を運営しているメンバーも、日頃から意見交換しながら、チームとして結束を高めている様子が、インタビューを通して伝わってきました。なにより、メンバー同士が仲良く、いきいきと活動に取り組む姿が印象的です。
&donutsプロジェクトの社内の取り組みはまだまだたくさんあります!!
今後も社内の取り組みや制度について皆さんにご紹介していきます。
引き続き&donutsプロジェクトをどうぞよろしくお願いいたします。


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