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いも煮の80%は、きっと優しさでできている。

いも煮の材料を鍋の中に放り込んで、くつくつと煮込みます。
しばらくすると食材から、だしがたっぷりとスープに染み出して、
ふわふわとおいしい湯気が充満する台所は居心地が良く。
本を持ってきて、できあがるまでそばにいます。

材料 4人分 (調理時間:30分)
・里芋……………5個
・長ねぎ…………1本
・しいたけ………4個
・油揚げ…………2枚
・和風だし………800㎖
・醤油……………大さじ2
・みりん…………大さじ1

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作り方
①里芋の皮をむいて2㎝幅に切り、塩もみして水洗いする。

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②鍋に「里芋と水」を入れて、竹串がすっと通るまで茹でる。
③長ねぎは、斜め切りにする。椎茸は、4等分に切る。油揚げは2㎝幅に切る。

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④別の鍋に、「和風だし、醤油、みりん」を入れて沸かし、「残りの材料」を加えて、中火で10分煮る。

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里芋は皮をむいた後、塩もみ。一度下茹でをすることでアクが抜けて、芋煮がきれいな味になります。ホクホク、ねっとりした里芋が主役の芋煮。池波正太郎の『散歩のとき何か食べたくなって』の文庫をキッチンに持ち込んで、野菜の味がスープに染み出すのを待ちます。少し早めの夕方から芋煮を仕込む。味見と称してやわらかく煮えた里芋をつまみながら、ビールのミニ缶を開けるのが、至福の時間です。(K)Twitter @RecipeAnd

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