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風俗のメッセージは悩ましい③ ―番外(パパ活・ママ活)編―

女性用風俗・男性用風俗、パパ活・ママ活を経験してきたあんどうが、過去2回にわたって、風俗におけるメッセージのやりとりについて書きました。

今回は番外編として、パパ活・ママ活のメッセージのやりとりについて考えてみたいと思います。

何らかの形で風俗に関わったことのある人ならわかりますが、風俗の料金形態は時間で決まっています
オプションごと、あるいはキャストさんごとに追加で支払うお金が発生することもあります。
でも基本的には、例えば60分○万円、90分×万円、120分~といった金額がお店ごとに設定されていて、一緒にいる時間に対して料金が発生するというシステムです


メッセージのやりとりがキャストさんにとって無給の労働になってしまうのもそのためです。
キャストさんはお店の従業員ではないので、どんなに営業活動を頑張っても、お客さまがつかなければ1円も懐に入りません。

あらかじめ明確に料金形態が決められている風俗に比べると、パパ活・ママ活は何に対してお金が支払われているのか曖昧です。

もちろん「茶飯●円」といった交渉をしますが、それはそのときの交渉次第で変動するし、その金額にどこまで含めるかも状況によって違ってきます。
そのあたりの裁量は、その都度、自分と交渉相手の二者に委ねられることになります。

なので、パパ活女子・ママ活男子にとっては、メッセージのやりとりをする労力をお金で回収する、という方法も考えられます

パパ活女子・ママ活男子からすると「大量にメッセージが来たらこの金額じゃ割に合わない」とか、パパ・ママ側では「今はこの金額で手を打つけど、会っていない間も自分の相手をしてもらおう」とか、そういったことまで考えて金額を決めることも可能です。

パパ活・ママ活は自由度が高い分、圧倒的に有利な条件や金額で話がまとまる可能性もありますが、明らかに不利な条件や納得いかない金額で交渉が成立してしまう危険性もあります
これはパパ活・ママ活が、風俗と比べると、お金を支払う側・受け取る側の双方にとって難易度が高くなる理由の一つです。

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