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ガードリテンションのポイント(加古拓渡先生から習ったこと)

 今日も今日とて柔術は楽しい。今日は先日のガードリテンション記事の続き。前回の記事↓


ガードリテンションのポイント

 以前、加古拓渡先生に習った内容をまとめました。自分の中で大事にしている内容です。前回の記事の「相手と自分の間に足を入れること(スペースを作ること)」というコンセプトに共通するものがあります。

①膝と肘(膝と胸)をくっつける
→膝が骨盤のラインより下に出ないように。自分の胴体に相手が入ったらパスになるので、胴体を空けない。

②エビをするな
→パスされていない段階でエビをすると、自分の胴体ががら空きになります。エビせず足回す。

③足(足裏)が相手の肩にあたっていればパスされない
→腰(ソケイ部)を蹴るのはすぐにさばかれる。一発で足を当てるのが難しければ、手の平で一度肩を止めてから足を回す。組み勝っている状況(片袖片襟で頭下げさせている形など)であれば腰に足を置くのは強い。

④腰を押すな、肩を押せ
→腰を押すのは、肩が落ちてすでにやられた時。まずは肩を止める。これはハーフの時も意識したい

⑤先を読め(think ahead!)
→ガードリテンションは反応が命。相手の姿勢やグリップを見て先手先手で止める

エビは重要な動きだがガードリテンションではむしろ隙になる

オープンガードの足を置く位置について

 自分なりにまとめました

・肩◎ 
→ガードリテンションはまずこれを狙う。

・二頭筋〇
→強いけど当てるのが難しい。スパイダーにつなげられる

・腰△ 
→オープンガードでは弱い。組手ができていれば強い。

・膝裏フック〇
→足を一時的に止められる

・腰の横に置く〇 
→相手を挟んでディフェンスできるが、膝が伸びると弱い

・ニーシールド〇
→フレームは強い。しかし距離は詰められている。

・その他(胸、腹、手首、足首)
→あまり使わないけど一時的に相手を止めたり、崩しやグリップカットで使ったりすることも

正解はなく、それぞれのポイントや注意点がある

 初心者のうちは、ガードリテンションで何をすればいいか分からず、攻め込まれて後手に回ってエビして完パスされる、という場面が多いと思います。そういった方は今回のポイントを意識してみてください。

 今後は一つの記事を1000字前後にまとめようと思います。超える時は数回に分けます。1記事5分以内にサクッと読めるように。今までが長すぎました。。。

2023/11/27 アンディ












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