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SUCCESSION...最高なドラマだ!!

お久しぶりです。Andyjohnです。

話題のHBOドラマ SUCCESSION、皆さん観られたでしょうか?U-NEXTでは「メディア王」というタイトルで最新のシーズン3まで独占配信されています。

エミー賞やゴールデングローブ賞で数々の受賞歴のある本作は、世界的なメディア企業帝国を経営するロイ家の家族の愛憎と争いを皮肉たっぷりに描いた最高なドラマなのですが、実在する家族のリアリティーショーを見ているかのようなリアルさでやみつきになります。

魅力その1:超ハイレベルな演技力

このドラマの役者陣、すごいです。日本で知名度があるかどうかはさておき、演技力の高さが半端ないです。

このドラマの登場人物はスーパーヒーローなどの漫画的キャラでもなく、スーパードクターや超敏腕弁護士みたいな特別な職業や設定があるわけでもなく(権力者で大金持ちなので普通じゃないんですけどね)、だからこそ役になりきるのが難しそうだなと思うんですけど、全員見事になりきっています。本当にそういう人なんじゃないかと思うくらい。

主役の頑固くそじじい ことローガン・ロイを演じるブライアン・コックスさんはもちろん素晴らしい。ウェイスター=ロイコ社の創設者でロイ家の家長です。歳をとっても権力者の椅子に座り続けたい、がめつい頑固くそじじいを見事に演じています。ああ本当に腹立たしい!

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そしてメインである次男ケンダル。こいつはアホですねー。野心家で口は達者なんだけど、薬物中毒の過去があったり問題を起こすから父親には信頼されてなくて、対立しています。そりゃそうだ。会社を継ぐ気マンマンなんだけど、無理だろうね。演じるジェレミー・ストロングは素晴らしい。


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さらにヤバイのがケンダルの弟、ローマン。この人は本当に頭がおかしいwだけど、一番好き~!おもしろいから。演じるキーラン・カルキンは「ホーム・アローン」シリーズのマコーレー・カルキンの弟です。似てますね。

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次に好きなのは、妹シヴ!頭いいし、強気で物怖じしなくてかっこいいの。自己中なところはあるけど、まぁ人間だしね。当たり前よ。ウェイスター=ロイコ社とは関わらないようにしていて、政治の仕事をしています。

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そして一番嫌いなのが、長男コナー。メディアには興味ゼロで、農場を経営してるんだけど、だんだん絡んでくるんだよねー。浮世離れしていて、世間知らずで、本当に馬鹿なの。なのにアレに立候補するとか言い出してもう…笑っちゃう。

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まだまだキャラはいるんだけど、長くなっちゃうからまた別で書こう。

魅力その2:音楽

このドラマの音楽が最高です。クラシックっぽい重厚なメロディで「権力」「富」「確執」「裏切り」「悲劇」…など、いろいろな要素を感じさせられます。作曲はニコラス・ブリテル(Nicholas Britell)さん。

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このドラマのテーマ曲で、プライムタイム・エミー賞を受賞しています。他にも、ハリウッド・ミュージック・イン・メディア賞やWorld Soundtrack Awardsなども獲っているんですねー。そりゃそうだ!良いもの。

映画の作曲でも活躍されていて、最近ではディズニーの「クルエラ」や2016年にアカデミー賞作品賞を受賞した映画「ムーンライト」でも音楽を担当。アカデミー作曲賞とゴールデングローブ賞作曲賞にノミネートされたすごい方!!

そしてこのドラマの曲を聴くと、どうしてもこの曲が流れてしまう…なんか似てるんだよね。

プロコフィエフ:『ロミオとジュリエット』組曲第2番 Op.64ter 「モンタギュー家とキャピュレット家」

OPに流れるのと、劇中の曲はこのテーマをアレンジしたバージョンがほとんどで、とっても良い味出しています。ぜひ音楽にも注目して見てほしい!

魅力その3:ドキュメンタリーのようなリアルさ

まず、ストーリーが、本当に実在する一家を描いているかのようにリアル。OPの映像も最高。名家ってこんな感じなのね、って思う。最後の方に写真撮影が終わってお父さんがとっとと帰っちゃうのを寂しそうに見る子供の目よ…。このシーン、なんかすごく悲しくてリアルで好き。

あと、何よりもカメラワークが独特で、それが普通のフィクションではなくノンフィクション感を演出してる。

1人のキャラクターをフィーチャーするときに、二段階でクローズアップする感じ?伝わるかな…(よさげな動画をYoutubeで探したんだけど、無かった…)

とまぁタラタラと書きましたが、1話見たら必ずハマりますので、まだ見られていない方は是非見てみてください。後悔させません!

では~~!


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