FM_交換日記

Day47_お金のこと


僕はお金が苦手です

でも、お金がないと生活できないから、お金は欲しい
欲しいものを買うのにも
借金を返済するのにも
会社の事業や、新規店舗を展開していくためにも
下手すれば、借金をするのにもお金が必要だったりする

お金よ、どこかいってくれ
と常日頃願っているものの、どこにもいってくれない。

どこかにいってほしい
と願えば願うほど、お金がほしくなる
大金持ちであれば、お金のことで悩んだりする機会も減るはずなのに
って思ってるからだ。
「嫌いだけど欲しい」
という自己矛盾に、いつも嫌になる

「お金のことは私がやるからいいのよ。私お金好きだし!」
と妻が言ってくれるけど
自分が嫌いなものを、他人に任せるのはやはりどこか居心地が悪い。

お金の、どの部分が苦手なんだろう
匂いだろうか
手触りだろうか
佇まいだろうか
いいや
お金を受け取る
という行為が苦手なんだ


「お金はストレスの対価だ」
というのは、意味がわからない
ストレスを抱えている人に(つまり、やりたくないことをしている人に)
その対価としてお金を払ったとして
ストレスを抱えている人は
「これだけもらっているから我慢して、やらないとな」
と、実は余計にストレスを感じてしまうのではないか。
なんなら、お金を受け取ってしまうことで逃げ道が塞がれしまうのではないか。
ストレスの対価、と言うのは論外である
気持ちよくお金を受け取るためにも、好きなことをしなければならない。

でも、好きなことをしていると
「あんた、好きでやってるんだからお金なんかいらないでしょ」
という、目線を感じてしまうし
「好きでやってるのに、お金をいただくのはなんでなんだろう」
と、自分の中でモヤモヤしてしまう。
好意と、好き(趣味、得意)は、また違うのにだ。
お金はややこしい感情を産ませる

お金を触ったら手を洗え
と言われてきたし(単純に汚いだけなんだろうけど、お金=汚いみたいな認識になってしまうよね)
お金のことは、ふれてはいけないばりに、学校では教えてくれず、この歳になって、肌で覚えるしかないのだ
なんとも残酷な世界だ。
肌で覚えるころには、「お金=汚い、ふれてはいけない」と体に染み込まれている。

お金は汚いもの、と認識しているから
自身のサービスの対価でお金(汚物)を受け取ってしまうのがなんか嫌なのだ
確かに楽だ
お金で支払って、お金を対価として受け取る
払う側も受け取る側も、楽だ
しかし、楽すぎではないだろうか
楽すぎて、体温が宿ってない感じがする

・・・
そんな矛盾と嫌悪感をいだきながら、今日もお金を稼いでいる

士農工商の、あの時代
商人が一番上の階級であれば、もっとお金やお金稼ぎに対して、クリーンなイメージを持ったままこの時代を迎えられたのだろうか
武士が一番偉い、という情報がいまもなお、DNAに染み付いているから
「お金よりも身体をつかう」ということに対して、クリーンなイメージをもってしまっているのではないのかな


お金が好きになれる日が来ますように
そして、これから生まれてくる子どもたちには、
お金に対してクリーンなイメージを持たせられるような社会になりますように

僕も頑張ります


夫婦交換日記中

妻のはこちら
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