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浄土へまゐるべしとも、また地獄へゆくべしとも、定むべからず(覚如)

朝目覚めると


道はすっぽりと埋まっていた。
そこで除雪開始。


家を出た所で撮ったので40cm位かなぁ。

写真では撮らなかったけど
県道に近づくにつれ(家から離れるにつれ)どんどん雪は深まり、前のロータリーの丈を越え溢れてきた。

が、

なんとか除雪完了。(40分かかる)
そして、仕事に出発。

今日みたい日には車の差が、出てしまう。
バン型やトラック型の車は弱い。怖いので、20km程でトロトロ走られる。駆動輪が浮いているので下手にアクセルを踏むとお尻(駆動輪)が勝手に踊り出す。

頭が押さえられた状態で、後ろから力いっぱい押そうとすると、前へ進まない分、左右に振れ出すのだ。

こんな日は、こんなものなので、流れに乗る。
ただ乗る。焦ってもしょうがない。

そんな訳で、1時間弱の通勤が2時間かかった。
疲れる。


ちょっと違うがこんな言葉がある。

浄土へまゐるべしとも、
また地獄へゆくべしとも、
定むべからず(覚如)


自分の想い、気持ちは、横に置いておく。
「定むべからず」とは、そんなことなのだろう。
想いに取り込まれないと言うか。


事故とは「定む」所に起こるのではないだろうか。
「間にあいたいとか」「何モタモタしてんだ」との
自分の想いと現実との乖離が、焦りや怒りを生む。
結果、右足を踏み込んでしまい・・・。

上手く行くか、上手く行かないか、そんなこと考えても雪道では、しょうがない。

全ての車は数珠繋がりなのだから。
バン型に合わせるしかないのだ。

これは帰り道。


写真はまだ良いのだが、これに雪が降り出すと、どこからどこまでが道なのか判らなくなる。
道端に脱輪して傾いた車を何台か見た。

そこ道じゃ無かったんだよな~。


僕の後ろの普通車、何度も大きくお尻を振ってグデングデン走ってた。力ある分、効果も大きい。
軽四で良かったなぁと思った。

『心頭滅却して火もまた涼し。』
も同じなんだろうなぁ。

自分の想いに取り込まれないことなのかも。
熱い、寒いは、自分の想いからの判断だろうから。
想ったり考えたりは止めようって。

そう言えば、最近の政権って、自分の想いに絡め取られているように見える。「こうしたい」「あぁしたい」は自分の想いだから。それに捕らわれてる分、冷静には見えなくなるからなぁ。想いの強さの分、歪んでしまう。

「オリンピックしたいなぁ」の分、「コロナなんて風邪だ、たいしたことない」って。


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