今の世代の子って、SNSに載せるために友達と遊んでいると僕は思う。

SNSに載せるために遊ぶ。

SNSに載せるためにご飯を食べに行く。

SNSに載せるために絶景を撮りに行く。

SNSに載せるために仲の良いように見せる。

SNSに載せるために幸せを作ろうとする。

本当の幸せはSNS上にないと僕は思う。
でも、目的のひとつとしてSNSに載せる以外にも、それまでの過程が本当に楽しいと思えるならいいと思う。

SNSに載せるためであっても目的が異なる場合もある。
ただSNSに載せるのが目的な場合と、思い出として載せるのが目的な場合。

もし、自分がどちらに当てはまるのか分からない場合は、一時的にSNSから完全に離れてみるといい。
SNS離れをしてみて、遊びたいことや行きたいところが無くなったなら、それは今までSNSに載せるために遊んでいたと言えるだろう。

確かに、SNSに載せることによって時間が経った時に「思い出」として見返せる。

でも人間の脳って、感情を抱いたことに対しての記憶が残りやすい。
だから、楽しかったことをSNSに載せるのも良いが「SNSのため」ではない遊びをしてスマホにとらわれずに心から楽しめるような人になろう。

僕も思い出としてSNSに載せたりするが、本当に大切なことは他の人と共有したいとは思わないから載せない。
特に恋人。写真には絶対残すけど、大切な人との思い出は2人だけで共有したい。

本当の幸せとは、SNSに載せるのを忘れるくらいに充実していること。

「今」という時間はもう一生来ない。

友達と遊んでいる時間。

恋人と過ごす時間。

家族と過ごす時間。

SNSに載せている時間。

数秒さえも戻って来ない過去となる。