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長生きした愛猫

私の一番最初に本当の家族になったのは、
スタジオの前に捨てられていた生まれたばかりの子猫の黒猫。
ポケットに入れて仕事に行ってた。
大きくなってからは日本全国を一緒に旅した。
1年経ったところで子供が産まれ、一番末っ子で生まれたのがトヤ。
最初はトラって呼んでたんだけど、トラとコラが似ているのか、
名前呼ぶ度に怒られたようにビクビクしていたのでトヤって名前になった。
黒猫とトヤとフクと名付けた子猫は名古屋から岐阜へ、
そして愛知のK市の家に引っ越して、
その後、隣町に引っ越す少し前に黒猫は寿命で亡くなり星になった。
フクも二度の癌の手術も成功して元気になったのに、
不注意で家の外に出て交通事故で亡くなってしまった。
トヤはいまの妻と結婚する一年前に生まれ、
年齢は23年4ヶ月と凄く長生きで、他の者が呼んでも鳴かないのに、
何時も私にだけは大きな声で鳴いて甘える。
今月に入って一気に食欲も無くなり弱ってきて心配していたのだが、
夜帰ってきたらもう自分で立つ事も出来ないほど弱っていた。
撫でてあげると僅かにグルグルと嬉しそうに喉を鳴らそうとする。
多分今夜が山なのかもしれない。
明日の仕事が台風の影響で一日ずれて明後日になった。
今夜はずっと隣にいてあげようと思う。

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