みなさんは新年のセールで何か買いましたか？

わたしはここ最近、ZOZOタウンの新春セールを見に行きます。ネットショッピングというやつです。

ほんと、時代が変わったぜ…と思います。

「ぜ」で合ってます。この気持ちはなんか語尾は「ぜ」でいきたい感じなのです。

というのも、私が小学生の頃は、元旦の買い物といえば現地主義まっしぐらで福袋は並ぶもの！というムーブメントでした。

夕方のニュースで「元旦は渋谷109の福袋を求めてこんなに行列が！」という特集が流れていて、なんかそれを見るのが好きだったなあとふと思い出したのです。

寒空の下でコートを着込み、しゃがみこんで開店を待ちながら新年を迎える若い女の子達…

開店すると同時に大きなうねりのように店へ向かっていく人々…

テレビカメラのおかげでそれらを俯瞰の視点で見ることができました。

「神様の視点だ…！」

上から見るその光景は衝撃的でした。

福袋のラックを目掛けて駆け寄る人々は、もう人を1人1人捉えるという感じではなくて、なんだか人間の買い物欲が大きな1つの塊となって、1匹の大きな龍が福袋を買いに来てるみたいでした。

龍もリズリサの福袋ほしかったんですね。

そんな夕方のニュースで、私はハッキリと人の欲を目視するという初めての経験をしました。

面白いような、感心するような、怖いような気持ちになって目が離せなかったのを覚えていましたし、その熱い盛り上がりにどこか心躍ったのでした。

「いつかは私も…あの龍の一員に…！」

なんて思っていました。

が、時はすぎ、私もすっかり大人になりましたが…
今現在、元旦の福袋に並ぶことなく家でパジャマでぬくぬくしながらスマホ片手に買い物をしています。

ほんと、時代が変わったぜ…ですよね。

…ね！ですよね？
やっぱりここは「ぜ」でいきたくなりますよね！？

なんていうか、今は年が明ける前からネットで福袋を受注販売する形も増えていて、販売形態がすごく変わったなと思うのです。
ジェラートピケっていう人気のパジャマ屋さんの福袋が買えなすぎて話題になったりとか。

それで、そういう変わったことを悲観したい訳じゃないし、でもあの並ぶ文化も良かったよねって思うし、良い意味でどっちに何も語りたくなくてただ「そんなことあったね」と懐かしく眺めたいという選択をして「ぜ」なのです。

イメージなんですけど、語尾に「ぜ」ってつける人って革ジャンを着て葉巻を吸って、思ってることを敢えて言わないって感じしないですか？

え、それ誰ですかって言わないでください。
今みんなでこのnoteの軸となる人のイメージをすり合わせる時間ですよ。大丈夫です。好調です。

それでやっぱり便利になっていくのは良いことですし、でもあのとき見た龍のことも素敵だったなと今再び心に刻みました。

すごい！上手いこと龍と絡められました！
辰年なので！
まあ例えで龍を出せばいけるという自分の運転次第ではありましたが！

そんな感じで今日は終わりです。

告知！

2月4日と、3月7日に新ネタ3本ライブを計画中なので今しばらく日程をあけながら続報をお待ちください！

そして6月5日には…遂に…！なライブを開催予定なのでどうか空いておいてください…！

また！
4月に舞台出演することが決定いたしました！

時速246億の新作公演です！

こちら作・演出の川本成さんの「アザゼルさん」という舞台を見たときに、もうすごく面白くて、それから出演者全員がお客さんの面白いのためにまっすぐ向かっていく姿に心打たれてすごく印象に残っていました。

そんな成さんがオーディションで出演者を決める！といっていたので、どうするか本当に悩み締切の6分前に「えいっ！」と応募し、必死の想いでオーディションを乗り越えて出演にこぎつけました…！

なのでぜひ見に来てください！

時速246億フルキャストオーディション企画
2024年春の新作公演
「さよう、ならば、また、」
4/13(土)〜21(日)
シアターグリーンBIG TREE THEATER

では、ここまで読んでくれた方に感謝の気持ちを込めて私からお礼のひとりごとです。

お雑煮って、年1で食べるにはちょっと美味しすぎないですか？

よい一週間を。