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持続可能な暮らしを探求中。 エコビレッジで持続可能な暮らしを体験後、2013年から様々…

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持続可能な暮らしを探求中。 エコビレッジで持続可能な暮らしを体験後、2013年から様々な地球に優しい農法にチャレンジ。 現在は自給自足だけでなく農家としても可能な自然栽培を農学校で学び、肥料農薬除草剤を使わずに野菜を育てる方法と自身の畑の変化を記録しています。

マガジン

  • 持続可能な農に欠かせない「土中環境」・「大地再生」の世界

    大地は呼吸している。土の中も水と空気が循環するために すべての生き物たちが繋がり合ってそれを支えているこの世界観は 持続可能な農と切っても切り離せないもの。 モグラもイノシシも大地の詰まりを解消する為に穴を掘ったりしているが 人間がスコップでちょっと手を加えるだけですべての生き物が協力して大地を整えてくれるという。 私たちには見えていない生き物が繋がり合って作っているこの大地の循環の世界を知ると無駄なエネルギーを使わず「風の草刈り」など疲れずにできる。 水や空気の滞りがない心地よい環境は人がちょっと手を加えるだけで すべての生き物から応援されて簡単に作れるという目からウロコの智慧を 是非とも知ってもらいたいです。

  • 自然栽培農学校で学んだことまとめ

    自然栽培の木村秋則さんが唯一認める一番弟子の佐伯康人さんの農学校で学んだことをまとめます。 佐伯先生は肥料農薬除草剤を使わなくても大丈夫な自然栽培の技術を農家さんにも伝えたいと全国を行脚されれいます。私も持続可能な農法を一人でも多くの人に知ってもらいたいし、チャレンジしてほしいと思っています。

  • 家庭菜園向け・不耕起農法の記録

    自給自足に最適な竹内孝功さんの草を利用して土を良くする不耕起農法。 耕すのは女性には重労働。畝間に緑肥を蒔いて草を刈って畝に敷くという 合理的な方法。畑は緑がいっぱいで気持ちが良い。多品目をずらして植えて 旬のものを食べる素晴らし智慧がたくさんあり一般の方におすすめです。

  • エコビレッジ滞在記

    持続可能な社会のモデルのようなコミュニティに滞在して学んだことや 様々な出来事からこれからの世界の在り方の可能性を探り、気が付いたことの記録

  • 自然農法とは

    自然農のはじまりやその概念を学び感じたこと。

最近の記事

家庭菜園備忘録5月18、19日

自然栽培は大豆や落花生を三年植えることでなんでも育つ豊かな土になるそうで、畑にも落花生を植えて食害などにあったところは家で苗を育てて補植しようと思っています。 畑は鳥に結構食べられてしまっていて、慌ててネットをかけました。 家ではポットに二つずつ種を蒔きましたが二つとも出ているのがあまりなくて発芽率が悪いみたいです。去年育てて取った種なのですが・・・ 今年はきゅうりの苗は普通に房の駅で購入しました。肥料が多いと虫が来るそうですがウリハムシさんが早速きました。 アブラムシと

    • 再生

      大地の再生・矢野智徳さんの全ての生命に応援される「風の草刈り」

      人間の働きかけでモグラやミミズが応援してくれるというお話に度肝を抜かれました。持続可能な農に絶対に欠かせない世界観と思います。 大地も呼吸していて、土の中では空気も水も風も循環している。 生き物すべてが繋がって協力している。 本当に素晴らしい世界観。衝撃を受けました。 あまりに素晴らし内容だったので「風の草刈り」の部分を文字起こししました。 動画より一部抜粋 軽く風が吹いてくると草の揺らぎのかわり目 そこで風が折ったりそいだりしていくわけですよね。 何回か風に吹かれたりしているうちに硬かった茎が曲がって折れているだけで 今度はどんどん柔らかくなる。 栄養がいかなくなるから。 時間とともに柔らかくなると 普段の風で簡単にそがれていくということが起きる。 無理なくその時にできる草刈りを風はやっていっている。 そういう自然の環境と一緒に 風がやっていることを人がそれに倣って 「風の草刈り」をやっていく。 はらわれた後、風に倣った作業だと 荒れた根が細かい細根に分岐してくる。 荒れ根から細根に変わるだけで 土の中に空気がよく入って土が柔らかくなっていく 結果、草が優しい伸びに変わって なおかつ風通しがよくなって その場の風通しを改善 地上の風の流れが変わることで 大地の中の風の動きが変わってくる つまり両方の風がうまく繋がって対流しはじめる。 そしてそれを植物が 地上の枝葉と土の中の根ッこで 対流を繋いでいるっていう そういう世界が草を通して見えている。 でも人目線だと草を刈る事だけに気が行ってしまって そういう自然の全体の動き、見えない世界を 垣間見ることができなくなると思うんですね。 でも静かに作業しながら生き物や風の動きをイメージしながら 付き合ってくると、風と植物と空気と水の動き 大地の中の動きが、実は繋がっているんだなっていうのが 見えてくると思うんですけど そういう風の草刈りをイメージしながらやってもらうと いろんな楽しみ、見えなかった世界が 少しは実感されてくるんじゃないかなと思います。 風の草刈りも含めて表層から特に5㎝の詰まっている空気を 大気中から大地の中へ送ってやるような そういう点穴、モグラ穴の作業をやってもらうと モグラはもちろんミミズもありもオケラも 色んな生き物たちがそれを応援するようになってくる。 動かない植物、下草たちもそういう空気を送ってもらうと 急速に荒れ根から細根に根を変えていきますから やたらに草が繁茂しなくなる そういう改善をやっていると 今度は大地にひび割れが入り、ひび割れが入って 空気や水が通り始めると、詰まっていた地面が ひび割れながら今度は団粒化してくる。 そうなればなるほど表層の土は 水はけがよくなって柔らかくなっていく 次々に下へ向かって表層5㎝から10cm、16cm、30㎝と 柔らかくなってくるので相乗的に空気が大地の中に入っていって 動植物も集いながら元気になっていく 大きな改善をするより、むしろ身近な改善をしてやると 大地の機能も、生物の機能も動き始めて 結果、気象という空気と水の循環が 脈を繋いで地上と地下で対流しはじめる そういう生態系の機能が戻ってくると思います。 出来る範囲でコツコツやってもらったら 人が1をやれば自然が応援してくれて10くらいになっちゃうんですよ。 それぞれの単位は小さなエネルギーだけどそれが実は相乗的に 連動して掛け算的なエネルギーを生み出していく それが次元を変えるという桁違いの力になっていく それが自然のすごさだと思うので それを日常的にうまく繋いでもらう応用をしてもらうと すごく生態系のエネルギー循環を体感でき、感動させられると思います 動かない植物たちに周りからそれぞれの植物にあった生き物たちが集まって 生活の場を作っていきます。 それぞれに合った穴掘りをやっていく そうすると急速に大気中の空気が大地の中に巡り始めて 植物 下草から低灌木,中木、高木っていう立体的な 根の浅い植物から段々根の深い植物へ 空気が繋がれて呼吸ができるようになる いずれイノシシも含めた大動物もこの中に加わるわけですけど 自然の生き物たちは流域全体でそれぞれこういう生活をしている みんな実は流域の空気や水の循環が良くなるように 日夜働きながら、働いた結果として 食べ物や生活の場が保証される。 そういう循環の世界が見事にあるんだってことを再認識させられた。 これを日常的に実感していなかった。 だから簡単に草を刈り、小動物を含めて生きもののいのちを みんなが支え合っているんだっていう循環。 地球の環境全部が連動して日夜生きづいている これを侵しているのは残念ながら人だけっていう でも里山を大事にしていた昔の集落、流域の人たちは この生き物たちと同じ世界の中にいたと思うんですよね でも現代はみんなの大元の機能である 空気や水の循環を後回しにして 自分達の生活や自分たちの食べ物を先に よかれかしと思ってどんどん扱っていく 基盤整備もその延長線上にあると思います。 自分たちの水脈はどんどん作っていくけど この生き物たちの水脈はどんどん崩されていくわけですよね。 その結果生きものたちはいなくなる 大地は固くなる おかしくなってるっていうのは体感しているはずなんですよ。 この世界からはずれているのは人だけだなっていう でも自然科学を大事に見ていくと 宇宙環境も地球に作用していて 天体のエネルギー循環 銀河の渦の世界 それらのエネルギーが地球に及んで 大地もそして生きものも 空気や水の気象も常に循環型で連動しているわけですよね。 これが環境なんですよね。

      • 自然栽培農学校で学んだことまとめ  1 額縁排水

        こんにちわ 農学校で学んだことの私のまとめです。 農学校での授業は録音して文字起こししてあるのですが 話し言葉は重複したり、長くなってしまうので 重要だと思うことをまとめたいと思います。 一つ感じたことは一回聞いたくらいでは 私は理解できなかったということです。 授業を聞き返して文字にしてみると忘れて抜けてしまっていることばかり。 だから何度も同じ質問も出るし、佐伯先生も何度も同じ質問にたいして 丁寧に教えてくれています。 なのである意味とても勉強になりま

        • 家庭菜園備忘録5月11日・12日

          五月11日、12日の作業。 自然栽培畝の落花生の播種がようやく終わり、 空芯菜、モロヘイヤ、トウモロコシ、枝豆、チャイブも播種しました。 ジャガイモの土寄せ、菜花を順次片づけと収穫もあり、 やることがいっぱいです。 週末だったので朝作業して昼間出かけて夕方も作業しました。

        家庭菜園備忘録5月18、19日

        • 大地の再生・矢野智徳さんの全ての生命に応援される「風の草刈り」

          再生
        • 自然栽培農学校で学んだことまとめ  1 額縁排水

        • 家庭菜園備忘録5月11日・12日

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        • 持続可能な農に欠かせない「土中環境」・「大地再生」の世界
          1本
        • 自然栽培農学校で学んだことまとめ
          4本
        • 家庭菜園向け・不耕起農法の記録
          1本
        • エコビレッジ滞在記
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        • 自然農法とは
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        記事

          家庭菜園備忘録5月8日

          我が家の貴重な食材の菜花。 四月くらいから毎日食卓に並んでいましたが 蕾がだいぶ小さくなって収穫に時間がかかります。 去年の秋から始めたほうの畑で黒マルチと草マルチで 生育の違いを比べていました。 黒マルチのほうが生育が良く、草マルチのほうは成長が遅く 背丈も低く、そして早く収穫できなくなってしまいました。 次の作物を植えるので順次刈りし倒しています。 黒マルチを張るのは一人ではちょっと大変です。 草マルチは最初だけ草を敷けば冬は草の管理も要りませんでしたの

          家庭菜園備忘録5月8日

          家庭菜園備忘録5月6日・夏野菜の植え付けのコツ

          ゴールデンウィーク後半5月4・5・6日夏野菜の定植をしました。 暑いので早朝と夕方少しずつ作業しました。 購入した苗は一晩ストチュウ水につけると 一週間雨が降らなくても水やりしなくてすむそうなので この暑さで乾燥も心配なので安心で楽ちん。 もう7年くらいこの方法で植えています。 《竹内孝功さんの自給自足の自然菜園より》抜粋 底面給水 苗には植え付け前日の夕方から、たっぷりと水を吸わせる。5㎝ほど水を張ったタライなどに苗を浸けて翌朝まで置く。こうして野菜は葉や茎に

          家庭菜園備忘録5月6日・夏野菜の植え付けのコツ

          5月3日作業の記録

          暑いので夕方に少し畑作業しました。 夏野菜を植える準備をしたかったのですが暑いので後日に。

          5月3日作業の記録

          自然栽培の可能性と考え方

          自然栽培について 自然栽培は肥料も農薬もたい肥も除草剤も使わずに 慣行農法に劣らない収量もあるという夢のような農法。 この農法可能性を知り、を最初に広めようとしたのが 「ローマ法王に米を食べさせた男」して有名なスーパー公務員の 高野誠鮮さん。 この本を読んで当時の地方創成大臣の石破さんも飛んできたそうです。 それくらいインパクトがあるのが自然栽培の可能性。 けど肥料農薬除草剤を買わなければならない国でもあるので 超党派で若手の議員も勉強してくれましたが外国の

          自然栽培の可能性と考え方

          自然栽培は環境問題、食料問題を解決できる。

          奇跡のりんごで有名な木村秋則さんの自然栽培。 自然栽培は地球に優しい農法でありながら農家としても可能な農法です。 私は不耕起栽培とか自然農とか菌ちゃん農法とか家庭菜園で試してきましたが、自給自足はできても農家としては無理だなと思っていました。 肥料もたい肥も使わず野菜が育ちしかも収量が良いなんて にわかには信じられず私にとっては幻のような手の届かない世界のものに感じていました。 自身の体験では畑で肥料もたい肥も使わないと非常に生育が悪かったです。 自然栽培でどうや

          自然栽培は環境問題、食料問題を解決できる。

          4月30日畑の記録

          今日は落花生の種まきをしました。 落花生は去年収穫したおおまさり。乾燥させて保存してあったもの。 莢から出して種まき。不耕起栽培では耕さないけど、 自然栽培では耕しても耕さなくてもどっちでもよいそう。 土づくりがまだで固い時は耕してくださいと木村秋則先生は言っていた。 ちょっと硬そうで空気を入れてあげたいと思ったので 麦を刈り倒してるので麦を取って耕すのも大変だから スコップを40㎝おきくらいに挿して持ち上げ、空気を入をいれてみる。 自然栽培では三年豆を植えると土が肥えてな

          4月30日畑の記録

          4月29日畑の記録

          今日は土壌改良のためマルチ麦を播種しました。 先週播種したところは暖かく雨も多かったのでもう芽がでています。 ジャガイモの土寄せもしました。 まわりの雑草ごと土をすくってかけると除草にもなります。 雑草の根が強く良い土を作っているので、 その土をかけると肥料の代わりになるそう。 「昔は土かけ三回肥料いらず」 という言葉があったくらいなんだそうです。 朝作業しましたが暑くなってきたので早々に退散。 落花生を植えるのは後日にしました。 レタスの移植、草刈りもして一時間

          4月29日畑の記録

          4月27日畑の台所

          雨があがったのて今日は夕方収穫しました。 この時期スナップエンドウを毎日山盛食べてましたが今年は寒さで不作です。 収穫してすぐ調理すると美味しいし アナスタシアは三時間に以内が良いと言ってます。 プランターのミックスレタスとルッコラ、新玉ねぎをオリーブオイルと梅酢と塩で和えたサラダと スナップエンドウは蒸し炒めしました。 蒸し炒めは蓋のきっちり閉まる鍋に野菜と水大さじ2、塩、油をいれ加熱すると、 油で高温になるので素早く火が通る 時短で、水も少なく、栄養も逃げず 味も濃厚な調

          4月27日畑の台所

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          4月25日畑の記録

          4月25日畑の記録

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          4月21日畑の記録

          4月21日畑の記録

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          持続可能な暮らしにチャレンジ

          持続可能な暮らしにチャレンジ

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