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OpenToonz カラーモデルを使ったパレット作成、色置換+スタジオパレットの使い方

OpenToonzでカラーモデルを使ってパレットを作成したり、色置換を行う方法についてマニュアルを作成しました。

クリスタやPhotoshopなどで他のペイントソフトで下画像のようなカラーモデルを作成して(使う色を決めて)、OpenToonzでペイントする際などに役立つかと思います。


また、ネット上では日本語情報が少ない「スタジオパレット」の使い方についても基本的な使い方を書きました。
「スタジオパレット」とは、一度作成したパレットを保存して別の絵をペイントする際にも再利用できるようにするシステムです。


今回使用している素材はOpenToonzサンプルデータです。 OpenToonzのホームページからダウンロードできます。



また、2023 11/19 18:00~のYouTube Liveでもこちらの記事で扱っている操作を実演します。


掲載している情報に更新があった場合には以下に更新情報を記入していきます。

2023 11/18 v1.0 公開
2023 11/19 v1.1 PDF版を追加しました。




カラーモデルを使ったパレット作成と色置換

操作の前に…

カラーモデルからパレットを作成する手順


色置換を行う

仮色を本来の色に置き換える

↓参考




カラーモデルを差し替えて色置換


↓実際に操作している様子です。

作成したパレットを「スタジオパレット」に登録して、別のセルのペイントにも使えるようにする

作成したパレットを「スタジオパレット」に登録する



「スタジオパレット」に登録したパレットを別のセルのパレットにロードする


PDF版

以上の資料のpdf版です。



あとがき バグや機能改善について

マニュアルを作るにあたっていろいろと調べたのですが、スタジオパレットを「現在のパレットに読み込み」と「現在のパレットと結合」のコマンドを使用して読み込んだ場合にカラーモデル画像がロードされないのはバグではないかと考えています。

開発さんに聞いてみるつもりです。(回答が得られるかわからないのですが…)

また、このあたりの機能は日本の商業アニメーションの現場を意識して作られているとのことなので、もしこの記事を読まれた方の中で商業作品に関わっていらっしゃる方がいればぜひ使ってみて機能リクエストなどをOpenToonzの開発さんに送ってみていただきたいですね。


読んでいただきありがとうございました。

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