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ギターロック少女、西沢幸奏の才能について

2017年4月のとある日、カラオケで僕はある1曲を耳にした。音楽を本格的にやったことがあり、現在も裏方として多少仕事をしている僕にとってカラオケで流れている曲やアーティストなんていうのは大体が大衆ポップソングや売れないインディーズアーティストだろうと感じていた僕は、その音を聴いた時に旋律が走り、カラオケについている小さくてジャンクな画面に釘付けになった。そこに映し出されて居たアーティストがギターを持ったボーカルの少女、西沢幸奏であると知ったのは後のことである。

ちなみに僕は自分で言うのもなんだが、このアーティストは本物の実力と魂を持って闘っているというのを感じるのは昔からの体質らしい。つまり、音や音楽性は良くても「これ売れると思ってる2番煎じでしょ?」とか、「みんなが聴いてるK-popとかジャニーズとかAKBなんて歌が好きで聴いてるわけじゃなくてムーブメントに乗っかってるだけでしょ?」みたいな感じで一切見向きもしなかったし、つまりは可愛くないガキだったわけである。

僕は旧V系流行世代から音楽に入った身であり、初めて買ったCDはT.M.Revolutionの蒼い霹靂であった(ちなみにTsutayaの中古ワゴンの中から見つけた一枚、その頃はポルノグラフィティのアポロが大流行していた)。当時の小学校は本当にすごかったと思う。なぜなら、給食の時間にGLAYのHEAVY GAUGEというアルバムが流れたり、L'Arc〜en〜Cielに合わせてイス取りゲームをしあっているような環境だったからだ。

僕は九州の田舎の育ちであり、その頃は近所に本屋が一箇所だけあってそこでもLUNA SEAのTONIGHTが流れて居たぐらいだから本当にすごい時代だったのであろう。やがてヴィジュアル系は衰退したにも関わらずDir en greyなどより濃くて激しい世界観を求めた僕は、これまた生意気にも18歳の時にピンクメッシュを入れたり、翌年には金髪に黒メッシュ(DirのVo.京さんの髪色)にしたりと好き勝手暴れまわっていた。

応援団の時にサイドを刈り上げた友人はファミレスの駐車場で因縁をつけられボコられたというのに、不思議と僕は何の被害も出なかった。おそらくやばすぎて関わりたくないと思われて居たのかもしれないが、それも不幸中の幸いというやつであろう(笑)。しかもその時に空手道場へも通っており、師範代からボコボコにされることも特に気にして居なかった。まあ俗に言う、好きなことに夢中になりすぎて空気が読めなかったわけだ。そんな中二病全快のままで社会へ飛び出した僕なので、今も楽しくできるだけ好きなことを仕事にし、好きなアーティストを追いかけている。そして、その中で今一番注目しているのが第一回Flying dogオーディションで"グランプリ"を受賞した西沢幸奏というアーティストなのである。かなり冒頭で脱線してしまったが、彼女の天才ぶりと魅力をこれからゆっくり語っていきたいと思う。

まず彼女のことをカラオケで知り、なんとその1ヶ月後に赤坂BLITZでのワンマンを控えて居たのだ。しかも驚き、初のワンマンが赤坂BLITZだというのである。年齢は当時若干の20歳、しかも箱はソールドアウトしているという。アニソン歌手のライブに行ったことはそれまでKOTOKO(旧I've sound)以外特に経験なかったが、それでも20歳の女の子が初めて立つ舞台にしてはデカすぎやしないか、というのがそれを知った時の正直な感想であった。

しかし、さらに彼女の事を掘り下げて調べて行くことにより驚愕なる事実を知ることとなる。詳細は以下であるが、本当にこれがこの子の10代のキャリアか?!と思うような大きなフェスに多数出演しており、しかもオケを鳴らしてソロのもの(バックバンドがない状態)のものもある。

・ANIMAX MUSIX 2015 横浜

・AJ NIGHT 2016 (ソロ)

・リスアニ!STUDIO 2016 (ソロ)

当時若干17もしくは18歳ぐらいの少女がこれだけの大きなステージや放送に一人で出る、というのはとても勇気がいることだったのではなかろうか。

彼女が初めて父親のアコースティックギター でコピーしたというYUIさんも17歳でのデビューではあったが、現代においては他に類をみないのではないかと感じている。アイドルであればプロデューサーがつき、ダンスや歌の手ほどきをして育てるという過程がありより若年層がデビューするという例も多数あるが、彼女西沢幸奏の場合はギターも弾けるロックシンガーである。

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