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シングルタスクを強制される時間は退屈。

脳はかなりのマルチタスクなのか、それとも分裂してスイッチングされているのかわからないけど、本数が多いときほど確実に仕事の進行が早いのに気づく。無意識に無駄な時間をなくそうとしているせいもあると思う。

俺がやっている仕事は大きく分けて4つ。コンセプトやブランディングに関わる仕事。それをビジュアライズするアートディレクション・デザインの仕事。撮影する仕事。最後が文章を書く仕事。

以前は講師をやったり、ラジオ番組のパーソナリティをしたりしていたが、そういうのはあまり向いてないし、決められた時間がキッチリと抑えられてしまうのが苦手。

なぜ「決められた時間」がいけないのかと言えば、デザインをしている間に文章が浮かんだり、写真のセレクトをしている瞬間にデザインを思いついたりするから。脳に与えられる刺激が別の結果をもたらすことを優先するので、シングルタスクを強制される時間は退屈に感じるのかもしれない。

パソコンという統合されたデバイスに向かう時はアプリケーションの切り替えのように、次々に思ったことがストックされたりカタチになっていく。

同時にラジオを聴いていたり、ネットニュースを見ていることもある。常に神経が何かを受け入れて何かをアウトプットしようとしているのを書き留める。それがネットで情報が一元管理されたパソコンの便利さ。

そこを限界までソリッドにしておいて、あとは外国で何もせずに休む。そのバランスが取れているから生きている。どちらかをしていなかったら、今頃は死んでいたと思う。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。