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変態する音楽会 は、音楽以外も満足感高かった

オーケストラを普段から聞くわけではないですが、落合陽一さんの関わるプロジェクトということで興味も出て行ってきました。

クラウドファンディング経由でチケットを購入しました。
普通にチケットを買うのに比べると、少し値段がプラスされていて、席は選べません。
ただ、応援コメントを送ることができ、内容をちゃんと読んだ返信もいただけ、参加前から満足感が高いです。
また、後から公演記録映像のDVDも貰えるようで、とても楽しみ。

全体構成は トーク→演奏→トーク→演奏→トーク と、ちょっとした説明も入り、そこも含め興味深く聞かせてもらいました。

話の中で、オーケストラに対して他の要素を足すことについて、何度も言及されていました。
" オーケーストラの邪魔をせずに要素を足せれば、複雑性を高められると思った "
であったり
" モーツァルトがこの時代に生まれたら、映像も楽譜にしたと思う " 
というように。
アフタートークの時に、次はどうしていきたいかという質問に対して、音以外もオーケストラ的になって行くと話していたところから、軸は音だけれどもそれだけに留まらない、体験にしていきたいのかなと感じました。

また、オーケストラは人間の意地 と言われているのも印象的でした。
"CDでも音を出すことはできるが、わざわざ人が集まって演奏を聞くというのは、非合理性のかたまり。"
"でも、人が演奏してるからこそ、そのときだけ複雑さが面白い。"
無駄の排除とよく言っている印象を持っていたので、字面としては一瞬戸惑いましたが、非合理や非効率であることと無駄であることは、別の話なんだろうなと理解しました。
好きなこと、やりたいことはやればいい。俺もそうするみたいな。

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