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エクストラ型ムゲンダイナ

今日は、エクストラレギュレーション(以下エクストラ)型ムゲンダイナを紹介させていただきます。

エクストラ型ムゲンダイナの、おすすめなところは、

■スタンダードレギュレーション(以下スタンダード)のムゲンダイナをベースに作れるので、新たにエクストラ用のポケモンをたくさんそろえなくてもいい。(約8割のポケモンをそのまま使えます。)

■ムゲンダイナをサポートするカードがスタンダードよりも豊富にあり、スタンダードよりさらに強いムゲンダイナをプレイできる。

になります。

また、上記をふまえ、本記事を読んでいただくのにおすすめの方は、

■エクストラになかなかとっつきにくいと思っている人

■ムゲンダイナが好きな人

■スタンダードでムゲンダイナのデッキを使っている人

■スタンダードより、さらに強いムゲンダイナを使ってみたい人

■エクストラバトルの日や、チャンピオズリーグ愛知大会(エクストラレ)のデッキ候補に悩んでいる人

など
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です。

そして、本記事の内容は、

■ムゲンダイナをサポートするエクストラの優秀なカードの紹介

■スタンダートのデッキから何を何に差し替えるのが良いか

■デッキレシピ案

■採用カードとその理由

■不採用カードとその理由

■動かし方(スタンダードと異なる部分を中心に)

■最後に

になります。ぜひ、読んでいただけると嬉しいです。

では早速、記事の内容に入っていきます。

ムゲンダイナをサポートするエクストラの優秀なカードの紹介

まずはムゲンダイナをサポートする優秀なポケモンを紹介させていただきます。

冒頭に述べたように、新たにエクストラ用のポケモンをたくさんそろえなくてもいい(約8割のポケモンをそのまま使えます)のがおすすめな点のひとつですので、ポケモンは厳選して紹介します。

■ゾロアークGX

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特性の「とりひき」で、序盤・中盤の展開、そして終盤は相手の使用するサポート「N」のケアができます。

■ゾロアーク

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「イカサマ」で相手の技をコピーできます。
相手の強力な技がコピーできる上に、きぜつしてもサイドが1枚しか取られないのは魅力です。
ちなみにこのゾロアークだけでなく、技「マインドジャック」を持ったゾロアークも強いです。

■ダークライEX

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特性「やみのころも」で悪エネルギーがついたポケモンの逃げるために必要なエネルギーをゼロに。

ゾロアーク進化前のゾロアを含めると、4種のポケモンが、ムゲンダイナの既存の相方に加え、新しい相方の候補になるのかなと考えています。

次にムゲンダイナをサポートする優秀なエネルギーを紹介ます。

■ カウンターエネルギー

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このエネルギーはEX、GXにはエネルギー2枚分の効果は働かないのですが、なんとVには効果が働きます。
なので、負けていることが前提なものの、このエネルギー1枚で「ドレッドエンド」が打ててしまいます。
勝っている時は悪エネルギー2枚で、負けている時はカウンターエネルギー1枚で「ドレッドエンド」を打ちましょう。

次はグッズです。

■パソコン通信

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ACE SPECのカードは、デッキに1枚しか入れれませんが、何でも好きなカードを山から持ってこれるパソコン通信は、ACE SPECの中でも頭ひとつ飛び抜けていると思います。

■ハイパーボール

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最強のボール系カードです。
たね、進化関係なく好きなポケモンを持ってこれます。

■レスキュータンカ

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このカードがあれば、序盤に、博士の研究やクイックボール、ハイパーボール、パソコン通信などでポケモンを躊躇なくトラッシュできます。
このレスキュータンカでトラッシュしたポケモンを直接場に出したり、山に戻したりすることができます。

■ダークパッチ

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悪エネルギーの加速カードです。
序盤に、博士の研究やクイックボール、ハイパーボール、パソコン通信などで基本悪エネルギーを躊躇なく…(以下同文)

■バトルサーチャー

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サポートを使い回すことができます。
このカードがあれば、序盤に、博士の研究やクイックボール、ハイパーボール、パソコン通信などでサポートを躊躇なく…(以下同文)

■フィールドブロアー

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ポケモンの道具だけでなく、スタジアムを剥がすことができます。
ムゲンダイナは相手にスタジアム「サイレントラボ」、「パラレルシティ」を貼られると思ったように動けないため、ポケモンの道具だけでなく、スタジアムを剥がせるのはとても優秀です。

※補足:パソコン通信、ハイパーボール、レスキュータンカ、バトルサーチャーは、ムゲンダイナデッキだけでなく、だいたいのエクストラのデッキを作るのに必要なカードになりますので、揃えることをおすすめします。

最後にサポートの紹介です。

■N

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序盤はドローサポートであり、終盤は相手の手札を減らし、逆転につなげることができるサポートカードです。
エクストラでは、リセットスタンプが採用できないので1枚は採用したいカードです。

■アクロマ

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大量ドローカード。特にムゲンダイナデッキと相性がよいです。
相手のデッキがムゲンダイナやゾロアークなら、最大16枚カードを引くことができます。

■アズサ

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ポケモンを3体ベンチにだせます。EXは対象外になっていますが、Vは対象です。
後攻1ターン目に使うことができたら、とても優秀なサポートです。

■グズマ

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ボスの指令の効果に加え、さらにポケモンいれかえの機能が付いています。

■アセロラ

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ダメージが乗ったムゲンダイナVmaxを手札に回収できます。しかもエネルギー付きで!

※補足:N、グズマは、ムゲンダイナデッキだけでなく、だいたいのエクストラのデッキを作るのに必要なカードになりますので、揃えることをおすすめします。

スタンダートのデッキから何を何に差し替えるのが良いか

それでは、上で紹介したカードをスタンダードのデッキから何を何に差し替えるのが良いかの話に移りたいと思います。

■その①
【OUT】エネルギー、(カウンターゲイン )
【IN】カウンターエネルギー

差し替えることで、同様の効果が期待でき、さらにデッキの枠を空けることができます。

■その②
【OUT】ボスの指令、ポケモンいれかえ
【IN】グズマ

差し替えることで、同様の効果が期待でき、さらにデッキの枠を空けることができます。

■その③
【OUT】スーパーボール、ポケモン通信
【IN】ハイパーボール、レスキュータンカ

ハイパーボール、レスキュータンカを採用することでボール系のグッズを強化できます。また、レスキュータンカがあることでポケモンを躊躇なくトラッシュに送れます。

■その④
【OUT】マリィ、リセットスタンプ
【IN】N、アクロマ

差し替えることで、ドローが強力になり、さらにデッキの枠を空けることができます。

■その⑤
【OUT】ツールスクラッパー、ツールジャマー
【IN】フィールドブロアー

ツールスクラッパーの上位互換。エクストラでは、スタジアムも強力なため、両方剥がせるフィールドブロアーを採用したいです。
相手の強力なスタジアムの「サイレントラボ」、「パラレルシティ」を剥がすことや、相手の「かるいし」をはじめとしたポケモンのグッズを剥がすことができます。
特にダストダスの特性「ダストオキシン」は厄介なので、フィールドブロアーで特性「ダストオキシン」を解除します。

■その⑥
【OUT】悪ポケモンetc
【IN】ゾロア、ゾロアーク

強い補助役、サブアタッカーになれます。

■その⑦
入れ替えて空いた枠に、バトルサーチャー、ダークバッチを採用します。

デッキレシピ案

上の考え方で作ったレシピを紹介させていただきます。

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デッキコード:Jc8848-qKY1VS-x8xD88

採用カードとその理由

基本的にほとんどのカードは、いままで紹介してきた内容がそのまま採用理由になります。
ここでは、それ以外で採用したカードや採用枚数に特徴のあるカード、その理由について触れていきたいと思います。

■ナイトシティ

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いろいろなスタジアムが候補にあがりますが、ナイトシティを採用しました。
後で、動かしかたのところでも出てきますが、初ターンにドガースをバトル場に出しておきたいのが理由になります。
かるいしでも同様のことはできますが、相手の「サイレントラボ」、「パラレルシティ」を割る目的を含めて考えるとナイトシティのほうが良いと判断しました。

■ガラルマタドガス

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相手の特性をとめることができる(ダストダスは悪ポケモンでないため採用できない)のが強いので採用しています。
特に、エクストラでは、後攻1ターンに、技「かくせい」でガラルマタドガスに進化する動きは強いと思っています。

■ジグザグマ

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エクストラでも三神(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX)は、強力です。三神を一撃で倒したいため、1枚採用しました。

■レスキュータンカ
博士の研究やクイックボール、ハイパーボール、パソコン通信など、手札をトラッシュにおくって回すカードが多いデッキです。
山からだけでなく、トラッシュからもいつでもポケモンを持ってきたいため、2〜3枚採用したいです。本デッキレシピでは、タネポケモンを多めに採用したため2枚採用としました。
また、スタジアム「パラレルシティ」を貼られ、ベンチのポケモンを減らされてた場合も、レスキュータンカを多く採用することで、復帰することができます。

■ダークパッチ
他に優先したいカードが多く、枠の都合上、1枚の採用。
カウンターエネルギーがあるので、そこまでエネルギー加速に困らないのと、基本悪エネルギーの採用枚数があまり多くないので、ひと試合で1回使えればよいかなと思っています。

※ゾロアについて、ゾロア(にらむ)がいちばん強いと思っていますが、希少で揃えるのが困難なため、他のゾロア(やみよにかける、あまえごえ)で構わないです。(ほとんど技を打つことはないので。)

不採用カードとその理由

■アズサ
初手で使えたら強いものの、このデッキは悪タイプ縛りのため、カプ・テテフGXやジラーチEXが採用できず、初手で使える可能性が高くないため見送りました。

■ダークライEX
逃げる手段がナイトシティ、ハイド悪エネルギー、グズマと豊富にあるため不採用にしました。
ナイトシティを採用しない型であれば検討の余地はあるかなと思います。

■アブソル

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エクストラは、かるいしが採用されているデッキが多く、アブソルの特性「あくのはき」はあまり効果ないと判断しました。

動かし方(スタンダードと異なる部分を中心に)

今後の環境次第なところはありますが、後攻をとりたいです。(先攻ワンキルデッキが流行らないければ…)

スタンダードでは、基本的に、トラッシュに行ったエネルギーやポケモン、サポートを回収する手段を採用していませんが、エクストラは回収手段がたくさんあるので、あまり気にせず博士の研究やクイックボール、ハイパーボール、パソコン通信などで手札をトラッシュに送って構いません。
特に1枚しか採用していないサポートは、後でバトルサーチャーで使えるため、トラッシュに置いておいたほうが使いやすいです。

負けている時は、カウンターエネルギーをつけたムゲンダイナやゾロアークが戦い、勝っている時は2つのエネルギーをつけたムゲンダイナ、ゾロアーク、ゾロアークGXが戦います。
アタッカーが育っていない時や、相手の特性を止めたい時は、ガラルマタドガスを前に出します。

後攻1ターンに、技「かくせい」でガラルマタドガスに進化するのが強い動きです。
相手の動きが止められることと、もし返しのターンで倒されても、カウンターエネルギーがあるので、その後ムゲンダイナが動けます。

ゾロアークGXは、立てれるなら序盤に立てたほうがより良いですが、そこまで優先ではなく、中盤、後半までに立てれば良い(「N」のケアができれば良い)です。

トリックスターGXは相手の場に、コピーしたい技を持っているポケモンがいる場合は、意識しておきたいです。(その場合は、ダークパッチの優先的な貼り先は、ゾロアークGXになります。)

あと、ゾロアークGXには、カウンターエネルギーは働かないので注意してください。

終盤リードしている時は、相手から「N」を使われるものとしてプレイしてください。
まあこれはスタンダードでリセットスタンプを意識したプレイができていれば問題ないです。

最後に

ここにあげたデッキレシピはあくまでも私が考えた一案であり、ムゲンダイナにはムゲンの可能性が広がっていると思っています。
エクストラはカードプールも広く、ここにあげていない悪タイプのポケモンにも素晴らしい能力を持っているポケモンがたくさんいます。

いろんな悪ポケモンを相方にし、スタンダードだけでなく、エクストラでもムゲンダイナデッキを楽しんでいきましょう!!