本当は3月1日になってからにしようと思っていた。あるいは年度が切り替わる4月1日。何でも1から始まるものは見栄えも気分も良いからだ。

しかし、日本には古来よりこんな言葉がある。

「思い立ったが吉日。」

ということで、2月が始まって1週間と1日が過ぎたばかりのかなり微妙な日にちではあるが、今日からnoteを始めてみることにした。

といっても過去にも何度かアカウントを作成したことがあるし、、投稿したこともある。したことがある、と過去形なのは文字通り過去の出来事だからである。

今までは「せっかく文を書くのだから」と、一記事一記事にかなり気合を入れ、時間をかけて構成を練り、推敲を行った。そうして出来上がった文章たちは、我ながら満足のいくものになった。

ところがどっこい、私は一人身ではあるものの、一応世間一般でいうところの社会人であり、月曜から金曜まで毎朝出勤し、毎晩抜け殻のような状態で帰宅をする。土日はもっぱら平日の分も睡眠を貪るための時間だ。

そんな私は、ある時は睡魔に負け、またある時は好きなテレビ番組に負け、こうして様々なものに敗北し続けている間にいつの間にかnoteと疎遠になっている、というようなことを幾度となく繰り返した。

日記や家計簿の類が続かないタイプの人間なのだ。

「書かねば」という強迫観念に囚われるくらいならば、やらない方がましだ。そう考えてきたから流れに任せて疎遠になったし、今この瞬間もその思いに変化はない。

そんな私がなぜ三度（四度？五度？正確にはもう覚えていない）筆を取る、ではなくキーボードを叩く決意をしたかということを最初の投稿の題材にしようと思っていたのだが、久しぶりに文章を書いた私は既に疲れてしまった。

ということで、これについては今後何かの折に触れて述べようと思う。

なんといっても今アカウントは「毎日」なにかを「記す」ことを目標に立ち上げたのだから。義務感に襲われても困るし、面倒になって三日坊主で終わられてはもっと困る。

そういうわけで今後は改行やフォント、リンク挿入など凝ったことは気が向いた日に行うとして、まずは毎日文章を書くという行為を純粋に楽しみたい。よって推敲も気まぐれで行うため誤字脱字があったとしても温かい心で読みかえて欲しい。

もっとも、この文章をここまで読んでくれた特異な人がいれば、の話ではあるが。

さて、それでは今日は最後に簡単に自身のことについて記して筆を置きたいと思う。

名前：杏／社会人数年目／最近ハマっていること：断捨離、積読消化／最近始めたこと：SNS断ちして0日目