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自力でできる・インド人との国際結婚手続き #05

ハローナマステどうもインド人嫁です。

インド人との国際結婚手続きについて、引き続きまとめていきます。まだ過去の記事を読んでいない方は 01 から順に読むことをおすすめします。
自力でできる・インド人との国際結婚手続き #01

※記事の無断転載や一部抜粋しての記事作成などはご遠慮ください。

このnoteは過去に私がアメブロで作成したブログをもとに、再編集をして分かりやすくしたものです。一部表現を変えたり、最新情報を追記した箇所はありますが、手続きの流れ全体はほとんど同じです。

前提

ここに記載することは、あくまでも自分たちの経験に基づいてまとめています。インドの州によって証明書など書類の形式も変わりますし、日本のどこの自治体に提出するかによって内容も違います。そして情報は更新されていきますので、これから変更点が出てくるかもしれません。全部が同じとは限りませんのでご注意くださいね。

それでは早速、前回からの続きをお話します。

日本の婚姻手続き

5. 法務局照会
区役所から書類を受け取り、法務局が審査する
受理するかどうか最終的に判断を下すのは法務局

6. 法務局面接
※法務局での面接はある人とない人がいるので、別途説明します

今回は 5. 法務局照会 と 6. 法務局面接 の段階について詳しくご説明します。

法務局照会とは?

前回の記事 にも書きましたが、区役所へ婚姻に関わる書類一式を提出すると、法務局へ確認(照会)がされます。基本的には区役所では婚姻届を受理するかどうか判断はせず、法務局が最終的な判断をします。
まずは自分たちが住んでいる地域の法務局を調べてみましょう。「法務局」と呼ばれるのは全国8カ所、「地方法務局」と呼ばれるのは全国42カ所あるそうです。私たちの場合は東京都内在住のため「東京法務局」が管轄しています。面接も東京法務局へ行きました。

(参考) 全国の法務局
全国の法務局一覧はこちらの法務局ホームページから調べてみてください。

▼こちらが東京法務局

法務局の面接は必ずあるのか?

私たちは区役所で「基本的に法務局の面接は必ず受けることになっています」と言われましたが、ネットで調べてみると同じインド人と日本人カップルでもいろんなケースがあるようで、正直どうなのかはわかりませんでした。
しかし、私たちの場合は必ず面接があると思いました。下記の2点が理由です。
①本人の宣誓供述書(SWORN AFFIDAVIT)はインドから取り寄せておらず、インド大使館発行のものを提出した
②出生証明書は原本ではなくコピーを提出した
この2つの失敗談は前回の記事に詳しく書きましたが、どちらも非常に重要な書類です。原本の提出が義務付けられているのにも関わらず、事情があってコピーになってしまった場合は、ほぼ100%面接になると思っていた方がいいです。また、本人の宣誓供述書も大使館発行の場合は法務局によって内容確認されます。よって面接になる可能性が高いのです。なので、できる限りインドから取り寄せることをおすすめします。

法務局が面接をする目的

法務局はなぜ面接をするのでしょうか?日本人同士の結婚には面接などありません。しかし、国際結婚の場合は、偽装結婚の可能性が疑われます。日本人と結婚をして配偶者ビザ(結婚ビザ)を得ることを目的に偽装結婚しようとする人たちがいるそうです。このため、法務局は厳しく審査をして偽装結婚を防いでいるとか。ここで「ふーん、私たちも偽装結婚かもしれないと疑われる訳ね?!」と考えると心外ではありますが、現実このような事件が起こっているそうなので、面接もやむを得ないのかもしれません。少し前に説明したように、原本提出が義務付けられているのにコピーになってしまった場合などは、法務局側の疑う材料になってしまいます。だからこそ、原本提出が大切なのです!

面接の日時はどうやって決める?

区役所へ婚姻の書類一式を提出した後、法務局から電話がかかってくるそうです。ただ、私たちは3ヶ月ほど待ってましたが全く連絡が来ませんでした…
区役所への書類提出時には何度も「法務局照会になると我々の手を離れますので、法務局さんの面接がいつになるか、などの情報はこちらでは分かりません」と言われました。これを直訳すると、区役所は法務局の面接の日程などは知らないから区役所に電話をかけてくるな!ということです。笑
ですから、私も区役所に聞くのはやめました。でも3ヶ月はさすがに長すぎるだろうと思い、意を決して東京法務局の戸籍課へ直接電話しました!すると、「せっかく電話をかけて下さったので、面接の日取りを決めましょう〜」と言われ、すんなり日程を決めることができました!えっ?なにこれ?待ってた意味ないじゃん…と拍子抜けしました。笑
東京法務局は全国の法務局を取りまとめている一番大きい法務局です。おそらく、毎日新しい婚姻の書類が届くのでしょう。届いた順に審査をしていくそうですから、人口の多い都市部の法務局では待機している人たちがたくさんいると思います。なので、連絡が来ないときには少し強引かなと思っても、積極的に電話をかけて「面接はいつになりますか?」と聞いた方が早く面接日が決まるかもしれません。法務局からの連絡を長期間待っている方は一度電話してみましょう!

法務局の面接内容

私が面接前にネットで情報を調べたところ、法務局の面接について書いているブログは少なく、しかも古い情報ばかりでした。これから法務局面接を受けられる方のために、私たちが面接で聞かれた内容を紹介します。全く同じ内容ではないと思いますが、ほぼ近いことを聞かれると思います。参考にしてみてください。

▼東京法務局の前で記念撮影

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面接日:2019年2月
場所:東京法務局 8階戸籍課

持参するもの
インド人:パスポートと在留カード(両方)
日本人:免許証またはパスポート
私たちは念のため結婚式の写真をプリントアウトして持参しましたが、見せるタイミングを失って結局は見せていません。提出済みの書類一式のコピーも念のため持って行きました。

面接内容
面接官:東京法務局2人(男性・女性)

順番:1人ずつ面接、はづき→アンキットの順
大体1人30分程度で、アンキットは日本語で会話しました。(おそらく英語しか話せない方は通訳が入ると思われます)

「プライベートな事もお聞きしますがご了承ください」と最初に必ず聞かれますよ。私たちの面接をしてくださった面接官の方は二人とも穏やかな雰囲気で、優しく丁寧に質問してくれました。緊張するとは思いますが、和やかな雰囲気なので安心して質問に応えてくださいね。

私が聞かれた内容は以下です。夫アンキットもほぼ同じことを聞かれたようです。

【質問内容】
・名前の確認
・現住所の確認
・アンキットの生まれた場所
・両親の名前(自分、相手)
・兄弟の有無(自分、相手)→長男、長女ですね?と確認
・誕生日(自分、相手)
・仕事内容(自分、相手)
・アンキット家族の氏名+ミドルネームを説明
・婚姻歴の有無(自分、相手)
・子供の有無(自分、相手)
・精神的な病気の有無(自分、相手)
・国籍(自分、相手)
・アンキットはいつから日本に住んでいるか?
・在留カードの内容確認
・同棲を始めた時期
・結婚を考え始めた時期
・渡印経験の有無
・インドに帰省する頻度と期間
・海外旅行で二人で行った国と滞在期間
・両親は賛成してくれたか?
・結婚式(日本・インド)を挙げたこと、挙式日と場所、それぞれの家族が参加してくれたことを話した
・申請書類は誰が準備したか?(インドの書類は弁護士と家族、インド大使館の書類はアンキット本人が取りに行った)
・婚姻届ははづきが記載したか?
・署名欄には二人それぞれが記載したか?
・婚姻届の証人との関係
・しばらくは東京に住むつもりか?将来的に他の国に住む可能性があるか?
・なぜこの人と結婚しようと思ったのか?
・本当に結婚の意思があるか?

【面接のポイント】
二人が出会った時期や同棲を始めた時期などの、お互いの認識を擦り合わせしておくだけで大丈夫です。就活の面接のように一言一句覚えておく必要はありません。また、過剰に夫婦仲が良いアピールをする必要もありません。面接官は、提出された書類の記載事項と面接で聞いた内容が一致しているかを確認しています。時期や氏名などはきっちりと覚えて、曖昧な点は二人で確認し合っておきましょう。補足すると、インド人の氏名の成り立ちはとても複雑なので(地域によっても違うらしいが)、説明が難しかったです!ミドルネームも含めるとアンキットの家族の名前は超長いし。笑

裏話的エピソード
そして私とアンキットが最も困惑したのはこの質問、なぜこの人と結婚しようと思ったのか? です。この質問は日本人同士の結婚で聞かれた場合でも答えるのは難しいのではないかと思います。理由はたくさんありますよね。。私は3つほど理由を挙げたのですが、アンキットの話した内容は面白くて…笑

あとで聞いて二人で笑ってました。アンキットは「妻はいつも自分の身体や健康を気にかけてくれる」と言いたかったみたいですが、実際に話したのは「はづきはピュアな人です!結婚前は僕はジャンクフードが大好きでいつも食べてたけど、はづきはダメと言って食べさせてくれません。とっても厳しいです。毎日料理やお弁当も作って、僕の健康のことを考えてます。」みたいに話したそうです。面接官の方も笑っていたとか…笑

うん、でも気持ちは伝わっていただろうし、こういう質問は事前に考えてると嘘くさく聞こえたりするから、上手く説明できなくても良かったのかもしれないなぁとあとで思いました。

▼面接日は普段は着ないフォーマルなスーツを着て行きました

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最後に

二人とも緊張したけれど、この後1ヶ月ほどで区役所の方から婚姻届の正式受理の連絡がきました。その時はホッとしたのと、うれしかったのですぐにアンキットに電話で報告して二人で喜びました!

今回の記事も長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂いた方ありがとうございます。インド人との結婚を考えている方たちに少しでも役立てば幸いです。

それではまた次回。See you〜!

▼つづきは次の記事にまとめています

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このnoteが参考になりますように。 記事のご意見やご感想などがあればぜひ教えてくださいね。