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3種の読書

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「3種の読書×1000日」の記録
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2023年2月の記事一覧

3種の読書【59/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
伊曾保物語より「イソポ、二人の侍、夢物語の事」
メモ:(現代語訳がないため詳細を読み取れず)

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
ギヨーム・アポリネール「ミラボオ橋」
メモ:「われ等の恋が流れる」「恋もまた死んで逝く」「昔の恋も、ふたたびは帰らない」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第59夜(2000/5/30) 青木正児「華国風味」
メモ

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3種の読書【58/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
日本書紀より「夢野の鹿」
メモ:夢は神のお告げか。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
エミリー・ディキンソン「あのひとはわたしに触れた・・・」
メモ:どこかの王が妃を迎えた状況?

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第58夜(2000/5/26)ハンス・C・アンデルセン「絵のない絵本」
メモ:「月がまわってくる1カ月にいっぺん、それもわずか1

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3種の読書【57/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
義林房喜海「(『高山寺明恵上人行状』より)塔に登る夢」
メモ:「色究竟天」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
室生犀星「けふほれてあすわかれ」
メモ:「毎日ほれて毎日失くする〜生きて際限もない」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第57夜(2000/5/25) マルセル・デュシャン&ピエール・カバンヌ「デュシャンは語る」
メモ:「デュシャン

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3種の読書【56/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
伊勢物語(110段)「魂結び」
メモ:「夜深く見えば魂結びせよ」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
日和聡子「水色」
メモ:「水色のくま」と「あなた」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第56夜(2000/5/24)カルロ・ギンズブルグ「闇の歴史」
メモ:「古代中世では〜欠陥や弱点がかえって逆に「聖なる力」や「観音力」になったりしていること

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3種の読書【55/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
ホメロス「(『オデュッセイア』より)夢の門」
メモ:「角」と「象牙」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
エドガー・アラン・ポー「アナベル・リー」
メモ:「ぼくの魂を切り離すことは決してできないのです 美しいアナベル・リーの魂からー」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第55夜(2000/5/23)ヒュー・ロフティング「ヒュー・ロフティング」

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3種の読書【54/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
尾形亀之助「二月」
メモ:文中に「二月」をイメージする語句が見つからない、なぜ「二月」なんだろう

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
金子光晴「悲歌」
メモ:「恋愛が手術」「恋愛とは一つの腫瘤」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第54夜(2000/5/19) 高木貞治「近世数学史談」
メモ:「数学には『三つの大きなA』がある。クラインがよく

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3種の読書【53/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
宇野千代「或る晩のこと」
メモ:人の欲望に限度はない

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
岡本かの子「山茶花」
メモ:「男女の行ひを捨てて」「夫ならぬ夫」「つまならぬ」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第53夜(2000/5/18) 川端康成「雪国」
メモ:「『悲しいほど美しい声であった』という常套句である。」

3種の読書【52/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
アウグスト・モンテローソ「夢見るゴキブリ」
メモ:「昔々、・・・ゴキブリがいました。」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
高村光太郎「レモン哀歌」
メモ:「レモンの汁はぱっとあなたの意識を正常にした」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第52夜(2000/5/17) 淀川長治「淀川長治自伝」
メモ:「人間に関するちょっとした観察は、まことに

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3種の読書【51/1000】

3種の読書【51/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
マザーグースより「お話」
メモ:54字で物語が成立している、お見事。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
吉野弘「祝婚歌」
メモ:夫婦のあり方、「完璧をめざさないほうがいい」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第51夜(2000/5/16) 郡司ペギオ幸夫/松野孝一郎/オットー・レスラー「内部観測」
メモ:「われわれはわれわれ自身の経験のすべ

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3種の読書【50/1000】

(1)ブンゴウサーチ(青空文庫) より
梶井基次郎「愛撫」
メモ:「猫の耳」「爪のない猫」「猫の手の化粧道具」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
島崎藤村「初恋」
メモ:「林檎畑」での出来事、と言うのが趣きを感じさせる。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第50夜(2000/5/15) 稲垣史生「時代考証事典」
メモ:「この本の帯には、『司馬遼太郎の「唯一の先達の仕事」』という格別の

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3種の読書【49/1000】

(1)ブンゴウサーチ(青空文庫) より
渡辺温「ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった」
メモ:「君が死ねば僕だって死ぬよ」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
竹久夢二「宵待草」
メモ:今宵は出ない「月」を待つことほど虚しいものはない。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第49夜(2000/5/12) マイルス・デイビス&クインシー・トループ「マイルス・デイビス自叙伝」
メモ:「ど

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3種の読書【48/1000】

(1)ブンゴウサーチ(青空文庫) より
太宰治「黄金風景」
メモ:いじめた人のことは記憶からは消えない、ましてや、自分より幸福そうに見えた時は後悔するだろう。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
室生犀星「誰かをさがすために」
メモ:「逢ったことのある人には、わたしは逢ひたくないのです」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第48夜(2000/5/11) ケネス・バーク「動機の文法」

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3種の読書【47/1000】

(1)ブンゴウサーチ(青空文庫) より
芥川龍之介「悪魔」
メモ:「天主教の信者」「悪魔」「堕落」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
工藤直子「あいたくて」
メモ:一生かかっても、本当に会いたい人には会えないのだろう。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第47夜(2000/5/10) 北大路魯山人・平野雅章編「魯山人書論」
メモ:「魯山人が書いた本ではなくて、魯山人がさまざまな場面で

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3種の読書【46/1000】

(1)ブンゴウサーチ(青空文庫) より
菊池寛「形」
メモ:むやみやたらと、自分の相棒である「商売道具」を他人に使わせてはならない。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
中原中也「湖上」
メモ:「月」は全てを見聞きしている。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第46夜(2000/5/9)ライナー・マリア・リルケ「マルテの手記」
メモ:「詩というよりも小説であり、物語というには詩魂が透徹

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