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3種の読書

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「3種の読書×1000日」の記録
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2023年3月の記事一覧

3種の読書【90/1000】

3種の読書【90/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
オスカー・ワイルド「弟子」
メモ:「泉」と「目の鏡」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
高橋新吉「皿」
メモ:「蚯蚓」「諧謔」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第90夜(2000/7/12) ジョン・ハモンド「カメラ・オブスクラ年代記」
メモ:「科技的幻惑をいろいろ喚起させてくれる一冊」

3種の読書【89/1000】

3種の読書【89/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
ルナール「蝶」
メモ:「二つ折りの恋文」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
八木重吉「草に すわる」
メモ:「わたしのまちがひ」(?)

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第89夜(2000/7/11) 吉本隆明「芸術的抵抗と挫折」
メモ:「この本ではぼくのアタマの中のいろいろな部分の目がさめた。なかでも、おそらく『書くこと』のおもしろさのよ

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3種の読書【88/1000】

3種の読書【88/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
サミュエル・ラヴォー「妖精の子供」
メモ:「妖精の喜び」「妖精の宝」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
北原白秋「空に真赤な」
メモ:「真赤な雲」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第88夜(2000/7/10) グレース・ミラベラ「ヴォーグで見たヴォーグ」
メモ:「その名うての編集長ミラベラの「スタイルの編集とは何か」という、ヴィヴィッド

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3種の読書【87/1000】

3種の読書【87/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
寺山修司「母恋餓鬼」
メモ:「そのねぶる舌の音、かなしきまでに高架線路をへだてたる他のアパートにとどくなり。」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
中原中也「汚れつちまつた悲しみに・・・」
メモ:「死を夢む」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第87夜(2000/7/7)網野善彦「日本の歴史をよみなおす」
メモ:「この『日本の歴史をよみなおす

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3種の読書【86/1000】

3種の読書【86/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
狂歌百物語より「離魂病」
メモ:内容よりも、短歌形式の文も英訳している小泉八雲のセンスが素晴らしい

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
森鴎外「釦鈕」
メモ:戦死した(?)身内(?)の形見

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第86夜(2000/7/6) ジョセフ・チルダーズ&ゲーリー・ヘンツィ編「コロンビア大学/現代文学・文化批評用語辞典」

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3種の読書【85/1000】

3種の読書【85/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
高階杞一「夏は夜」
メモ:「顔がうまくほどけない」「もつれにもつれ」

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
石川啄木「ココアのひと匙」
メモ:テロリストとココア

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第85夜(2000/7/5)唐木順三「中世の文学」
メモ:「中世の文芸者を語っているのだが、日本人の心の「ありどころ」と「あてど」を追った職人のような

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3種の読書【84/1000】

3種の読書【84/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
村上春樹「牛乳」
メモ:店主が客を選ぶのに理屈はない、と言われると反応に困る。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
宮沢賢治「永訣の朝」
メモ:みぞれ、雨、雪の如く消えていく妹と最後のひととき、切ない。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第84夜(2000/7/4)新藤兼人「ある映画監督の生涯」
メモ:「一人の異才の映画監督の人物像というより

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3種の読書【83/1000】

3種の読書【83/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
竹中郁「ちょっとした奇蹟」
メモ:気持ちが重いと動きも重い。着ているものが重く感じる。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
茨木のり子「自分の感受性くらい」
メモ:「自分の感受性ぐらい 自分で守れ」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第83夜(2000/7/3)マーティン・ガードナー「自然界における左と右」
メモ:「自然界におけるあらゆる対称

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3種の読書【82/1000】

3種の読書【82/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
イギリス物語歌「路上の偽騎士」
メモ:「鐘の音」は何の合図なのか?学校が始まる?学校が終わって夕方を知らせる?

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
古賀春江「美しき博覧会」
メモ:いろんなものをいろんな色を使って表現すると「博覧会」っぽくみえる。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第82夜(2000/6/30)ジョルジュ・プーレ「円環の変貌」

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3種の読書【81/1000】

3種の読書【81/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
ルイス・キャロル「代名詞の迷宮」
メモ:6つの小話?関連している?それぞれの話の中の登場人物(代名詞で表現)は特定できる?

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
古賀春江「海」
メモ:「地球はぐるつと廻って全景を見透かされる。」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第81夜(2000/6/29)植草甚一「ぼくは散歩と雑学がすき」
メモ:「ヒップと

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3種の読書【80/1000】

3種の読書【80/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
マザーグースより「足」
メモ:いろんなバリエーションができそうだ。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
武者小路実篤「一個の人間」
メモ:「自分は一個の人間でありたい」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第80夜(2000/6/28)J・G・バラード「時の声」
メモ:「どこで時空の入れ替りがおこっているのか、それをおこすのはどんな信号の到来に

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3種の読書【79/1000】

3種の読書【79/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
江坂遊「ふた首穴のセーター」
メモ:「首の穴が二つ」(?)

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
荒川洋治「ギャラリー」
メモ:「山手線の環ゴム」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第79夜(2000/6/27) 上村一夫「菊坂ホテル」
メモ:「大正8年前後の、あくまで大正浪漫の音がする一時期だけを描いて、その淡いような妖しいような、狂おしいよ

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3種の読書【78/1000】

3種の読書【78/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
桂枝雀「定期券」
メモ:「定期券」と『定期(券)入れ』

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」
メモ:「みんなちがって、みんないい。」

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第78夜(2000/6/26) ジュール・ミシュレ「ジャンヌ・ダルク」
メモ:「誰もがジャンヌ・ダルクを描くにあたって必要とするはずのドラマトゥルギ

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3種の読書【77/1000】

3種の読書【77/1000】

(1)本間祐編「超短編アンソロジー」 より
日本昔話より「どっこいしょ」
メモ:「むすこ」は果たして「ばか」なのか、そうでないのか・・・。

(2)川口晴美 監修「小さな詩の本」 より
室生犀星「小景異情(その二)」
メモ:「ふるさと」がない人からすると、どういう感覚なんだろう。

(3)松岡正剛「千夜千冊」 より
第77夜(2000/6/23) オギュスタン・ベルク「風土の日本」
メモ:「『日本

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