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半分の蝋燭が告げる物語 お題:半分ろうそく

本文

部屋の半分しか照らさない蝋燭の明かりの下。
トークライブを始めましょう。






今宵、1人の少女が家具のない部屋で配信を開始した。
部屋中に半分だけの蝋燭が大量におかれている。


1つの蝋燭に火をつけると少女は話を語りだす。
蝋燭の火が消えるタイミングがちょうど話の終わるタイミングだ。

話が終わると次の蝋燭に火をつけ、別の話を語り始める。


これの繰り返しだ。
蝋燭が尽きるまで繰り返される。






私は数か月前に視聴を始めた。
見るたびに深まる疑問があった。



何故家具の1つも置いていない部屋なのか。
何故リアリティのある話なのか。
何故半分の蝋燭なのか。



それを考えると、見ているだけで寒気がしてきた。
ヒトモシや魂の松明じゃあるまいし…。







なんか、眠いな。








「まぁ、当たらずと雖も遠からず、ですかね~」

少女の声が聞こえた。







この配信にコメントはできないはずなのに。


あとがき

私の作品が紹介されましたわ!ありがとうございます!

クリエーターとして活動していくために、よりよい機材などが必要でございますわ。 ぜひご支援の程、お願い申し上げますわ。