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自分を愛することが出来ますか。


私は高校時代、面接の練習を先生達と1対1でしなくてはいけなくて。

教頭先生や数学の先生など、色々な先生に面接官役になってもらって、擬似面接をやってもらったことがありまして。


いろいろな場面を想定して、たくさん質問をしてくれる先生たちにそれはそれは感謝したもので。


時には、あなたを動物に例えるとなんだと思いますか?なんて質問も!


私は猫だと思います…猫を飼っていたこともあるし、猫は自由で寝るのが好きだからです…!って答えたような…笑


その質問に関しては、それでいいんだよって言われたんでした。


質問に深い意味はなくとも、聞かれたことに対して答えられるのが大切なんだよと。


○○だから■○です。


という答えとその理由が必要なのだと、それが質疑応答なのだと。


いく人かの先生に面談練習をしてもらった中で1番記憶に残っているのが、あなたのセールスポイントはなんですか?という質問でした。

聞かれる可能性が高い質問なんだそうなんですが…

私にセールスポイントなんかひとつもありませんのでww

社会不適合者の自覚が120%高校時代からあった私は、その質問に対して数分無言でした…笑


先生も流石にびっくりして、短所は言えるのに長所は言えないなんて、、って呆れてましたね。泣


私に長所などない、自分で自信を持って言えるセールスポイントなんて一つもない。

それが私の正直な答えでした。

昔から嘘はつけないので、正直な気持ちを突き通してきました。笑


適当に当たり障りのない、まっすぐな性格を長所ということにしたような…

いまだにその自分を愛するとか自分を信じるというのが難しいなと感じる人生を歩んでいるので、時々見かける"自分を愛してやまない人"に遭遇しては、心から羨ましく思うのでした。


そんな風に自分を愛せたらどれほど心強いだろうかと。


自分は自分を裏切らない1番の強い味方であって、信じるべき存在であり、愛するべき存在。


そんなの分かってるけど中々自分を好きにはなれないし…自分の失敗を責め続けて生きているので、生き恥…みたいに思うことがたくさんある私からしたらとても難しいことです。笑


それを容易くやってのける人を見ると感動すら覚えます。

見ていて気持ちがいいですよね、そういう自分を愛せる人って。


昔先輩に言われたんです。


他人を許せないのは、あなたがあなた自身を許せないことに問題があるんだよって。


そうかもしれない…!って思いました。


過去の過ちをどうしても許せないんです、自分がしてきた全てのこと。

自分を呪って、一生幸せになってはいけないって心のどこかでずっと思っていて。


そういう戒めって人には多少必要だと思うし、それが事故防止につながると思うから正しい脳の働きなのかなって思うのですが、バランスを取るのが難しくて。


自分を許せないし自分を憎み、自分に落胆するからこそ、人にも同じように落胆して許せない気持ちが勝ってしまうんですよね…


だからどうしても、いつかはその自分の許せない部分を、なんらかの誓約を作って許す方法を見つけていかないといけないのかなと最近ふと思いまして。


だからまずは許せない自分と向き合って、何がどうしてそうなったかをきちんと理解して、その戒めとして何かをする(例えば○○歳まで◇○しない!とか、逆に○■を続ける!とかね)というルールを取り決めることで許したことにする!(無理やり)


そうやってなんとか過去の自分と折り合いをつけることが、これからも他人とうまく関わり合いながら生きることへの第一歩なのかなと。


自分を愛する!なんて恥ずかしくて気持ち悪くて中々自分には出来ないんですが、自分なりに辿り着いた答えはこんな感じです。笑


今日はそんな、自分を愛することは中々難しいけど、その第一歩として許せない過去の自分との折り合いをつけるためのルールを自分の中で決めた上で他人と関わり合うことで過去の自分も他者も許せるようになってそれはつまりほとんど自分を愛することと変わりはないんじゃないかなというお話でした。笑


自分でも嫌になる程わからずやですが、だからこそここに記すことで、もしも同じようにわからずやな自分と戦うことに疲れてる方がいたら、助けになれたらいいな、なんて。


そんなことを思いながらブログを書いてます。


読んでくださった方の心が少しでも軽くなって、明日が少しでも明るく楽しいものになりますように。


それではまた来週!



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