『光る君へ』第15回「おごれる者たち」:メモ

『光る君へ』第15回「おごれる者たち」を観た。

一番盛り上がったのは、〔道隆の息子〕と道長の「弓比べ」の場面。それぞれが願い事を言ってから弓を射るアレって、クーパー特別捜査官が夢の中でチベット人から教わった捜査法を保安官たちの前で実践した場面とまるで同じ(ハリー「クーパー、ちょっといいか。これは本当に夢で教わった方法なのか?」 クーパー(嬉しそうに)「そうなんだ!」)。つまり、バカバカしいと思いつつも、いざ「結果」が出ると、割とみんなが本気にしちゃう。「決定的な結果」が出る直前に道隆が「弓比べ」を止めさせたのは、人は、意識的にも無意識的にも、「占い」が示したことを実現する方へと動くことを、道隆自身がよく知ってしていたから、「こりゃいかん!」と。

あとは、貞子に「一目惚れ」する清少納言もよかったけど、やっぱり、最後の〔相手を間違えた夜這い〕。「この上悲しむおなごと作ることはできぬ、まひろ、あ、さと」「さわにございます!」だろうなあ。

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