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初夏の香りに誘われて

満開のピークを少し過ぎたころ、季節を撮りに中之島バラ園へ出かけた。天気予報と睨めっこしながら、青空を待って。

基本的に風景を撮る時は晴れの日か雨の日が好きだ。真夏の暑い日よりも、最近は艶っぽく雨に濡れた方がより好きかもしれない。今回はいわゆる「ピーカン」の日で、遮る影が殆どなく、人がとても多かった。

人々が思い思いの休日を過ごしていた

青空が眩しくて、サングラスをかけたままファインダーを覗き込む。

少し暗めだが綺麗に光が撮れた
今回はズームレンズを使わなかった
様々な品種があった
今回は寄りが多め
写真を見返すだけでも香りが思い出される
逆光狙いだったが眩し過ぎて順光が多くなった
まるでウエディングブーケのような白
こちらも花束のようにギュッとなっていた

今回のお気に入りショットは日の丸構図。

テレビの宣伝用写真を意識した。無加工。
少し加工してこんな作風に仕上げてみた

基本的にあまり加工せず所謂「撮って出し」が好みではあるが、たまに意識して加工する時もある。全く違う作品になるから写真は奥が深い。

同じ構図でピンクも。
とにかく陽射しがきつかったが美しい景色だった

もう初夏というより真夏を感じさせる陽気である。日傘必須。それでも芳しい香りと美しい花が心を癒してくれた。やはり花が好きだ。次は雨の紫陽花の季節がやってくる。天気予報と出かける予定と睨めっこして、今年は出来るだけ季節を撮りに出かけたい。

盛りは過ぎていたが綺麗なくすみカラー
ビルと花の共演はここならではだと思う。
開ききっていても美しい

Anne

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