見出し画像

湖畔の森 冬のびわ湖でスローシャッター遊び 迫りくる「2025年の崖」

 昨日、とうとう日本の2023年のGDPが4位に転落したという記事を書きました。

 世界経済が右肩上がりで成長している中、日本だけがバブル崩壊からも、リーマンショックからも立ち上がれず、30年にわたって横ばいで変化しない。そりゃ、日本のGDPだけがひとり落ち込むわけです。

 では、なぜこんな事になったのでしょうか?この原因は、日本人が変化を嫌う国民性だからだという指摘があります。
 かつて、PCとインターネットが普及して「情報社会」がやってくるタイミングで、日本は「第3次産業革命」による産業構造の変化を嫌い、波に乗り遅れたあげくに、生産性の向上という恩恵にあずかることができませんでした。つまりは世界から置いてけぼりにされたのです。
 その結果、世界を牽引する巨大企業「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」「Microsoft」「Netflix」「Tesla」「NVIDIA」などはいずれも米国企業。「Baidu」「Alibaba」「Tencent」「HUAWEI」は中国企業です。残念ながら日本にはこのような企業は一社も育ちませんでした。

 さて、ここでAIです。特に昨年急速に民間に普及した再生AIは、あっという間に我々の身近なものになりました。私もいろんなところで便利に使っていますが、AIの威力はスゴイです。このAIを駆使すれば、労働力不足やスキル不足を解消できて生産性が飛躍的に向上することは間違いありません。
 ところが、日本企業のAI導入状況は、わずか18.0%にとどまり、米国企業73.5%、オーストラリア企業66.2%と、世界に比べると大きく遅れを取っているんですよね。
 日本の多くの産業分野においてAIの導入は進んでおらず、今なおアナログな運用が継続されているのが現状です。もし仮にこのまま国内企業が利用しているレガシーシステムの更改が進まなければ、2025年以降、最大で年間12兆円もの損失が発生する「2025年の崖」がやってくるそうな。さらにその後に控える「2040年問題」。www

 ちなみに日本企業が再生AIを導入しない理由は「不要のため未導入」が41.3%に達し、「利用禁止のため未導入」も10.1%あったらしい。
 たぶん「AIが入ってくると仕事がなくなる」とか、「デジタルはどうも苦手で」とか「AIはまだ間違いが多いから信頼性が」とか、わけわかんないこと言って、ホントは変わるのが怖いんでしょうね。^^;

えーい!んなこと言ってる場合か!

さっさとAIくらい使わんかいっ!


と私は声を大にして言いたい。w

この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

ふるさとを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?