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イシガメの子 居候生活一周年記念

 我家の池にイシガメの子を保護したのは昨年の8月28日。
 以来、いつ出て行ってもいいのにずっと居続けて、めでたく居候一周年記念ということでお祝い記事を書こうと思います。

妻が外の流し台で洗い物をしていて見つけたときは、甲羅の直径は4㎝しかありませんでした。
その数日後。池の環境にも慣れて、初めて金魚のエサを食べ出した頃のあどけないワンショット。

 10月になるとめっきり姿を見ることが少なくなって、さらに気温が下がるとイシガメの子は水底の泥の中で冬眠に入りました。


 心配していた池の中での冬眠を無事に終えて元気な姿を確認できたのは、今年の5月のことです。

 おお!生きてた!無事に厳しい冬を乗り切ったんだ。よかったよかった。と胸をなでおろしました。

一まわり大きくなって、やんちゃぶりに拍車がかかってきました。それを許す金魚たちが優しい。



 さて、一年たった9月現在の様子です。(^^)

甲羅の長さは10㎝くらいあるでしょうか。すっかり大きくなって貫禄すら出てまいりました。
用心深さも身につけて、物陰からじっとこちらをうかがっています。
どうやら餌をもらえそうだとわかって、ソロソロと出てきました。最近は食べる量も増えました。
以前のように金魚と一緒に食べることは少なくなりました。いつも一人で悠々と食べています。
まったりと甲羅干し中のところを真上から。こうして見ると甲羅もすごく立派になりましたね。

 写真と記事で振り返ってみると、この一年の中でも特にこの5月から夏にかけての成長ぶりが著しいことがよくわかります。カメの成長ってこんなに早いんだと驚きました。

 特に最近はホントに用心深くなって、逃げ足も速くなりました。甲羅干しをしていても、人の気配がするとドブンと水に落ちて姿をくらましますので、こういった写真を撮るのも一苦労になっています。だけど、それもまた成長した証拠なんでしょうね。
 我家の池に居候させているとはいえ、私も家族もこのイシガメの子をペットとして扱っていません。人に慣れすぎず、自然の中で生き延びるための野生のカンはちゃんと持っていてほしいと願っています。ですから、手で触ったのはこの池に入れた時と、石の間に挟まって動けなくなっていたのを救出した時の二度だけです。
 というわけで、これからも“程よい距離感”を保ちながらこのイシガメの子の成長を見守りたいと思います。(^^)
 
 いずれにしても、この様子だと全く出ていく気配はありませんので、今年も池の底で冬眠に入るんだろうな。www

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